ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-09-09(Wed)

 最近、自宅から駅への道順を変えて、ほとんど国道沿いの道を歩かなくなったのだが、こんどは勤め先で駅から勤め先への歩く道も変えてみた。
 まずは仕事を終えたときに、いつもの大通り(これも国道だ)沿いに歩くのではなく、いちどJRの駅の方へ行き、駅のそばの商業ビルの中を通ってメトロの駅に行く道をとった。商業ビルの中は冷房が効いていて涼しいし、大通り沿いの道だとメトロ駅に行くのにいちど階段で深く地下にもぐって、そのあとまたエスカレーターで上にのぼったりするわけで、そのあとも階段があってアップダウンがはげしい。商業ビルの中を通るとずっと昇り降りはないのだが、JRの改札口を越えたところでちょっと下に降りる階段があり、そこのところで多少迂回することになる。しかしその階段を降りるとすぐにメトロの改札で、おそらくこの経路の方が若干時間がかからないだろうと思う。
 昨日からは、出勤のときもその経路で勤め先に行くことにした。まだ商業ビルはやっていないから外を通るけれども、やはり勤め先に到着するのは2分ほど早くなったように思う。

 その商業ビルの中には立派なスーパーもあって、そのスーパーの中を通るので商品を見ながら歩くわけだけれども、さすが都心のスーパーだけあって、何でも価格が高い。とうもろこしが1本298円とか、下手したら地元の3倍の価格だし、わたしがよく買うウィスキーも地元なら千円以下なのに、このスーパーは1500円近くする。まあこういうところで生活するには、収入が少なくとも今の倍はなくっちゃやっていけないな~、などとは思いながら歩くのである。

 今日も天候は不安定で、スマホにはしょっちゅう、この地でももうすぐ強い雨が降り始めますよと知らせてくる。けっきょく雨になることはないのだけれども、なかなか天候は落ち着かない。まだエアコンは欠かせないし。

 また(密かに)注文してあった「Bean Bear」の「Lovebug」が到着した。色合いからも、わが家のBean Bear Familyのお母さんになることだろう。誕生日は86年の2月14日で、お父さんの「Puff」よりも年上だ。しかし、お父さんとお母さんが共に「着ぐるみ」とは、どういう家族なんだろう?

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 じつはじきに、新しい子どももやってくる予定ではある。もっともっと大家族を目指したい、かな?

 読み始めたハドソンの『はるかな国 とおい昔』は楽しい。夕方は「ひかりTV」に録画してあった『ゼロ・グラビティ』を観て、寝る前にナボコフの書簡集を読み継ぐ。ナボコフコーネル大学の文学教授になった時期までで、『ロリータ』まであとちょっとだ。ナボコフは出版社への手紙で、「わたしは現代文学では重要な作家なのだから軽々しく見ないでほしい」とも書いている。この頃は出版社とのやり取りで怒りをあらわにする書簡もけっこうあって、出版社の「無礼」ぶりに、「貴兄及び貴社とは今後はいっさい関係を持ちたいとは思いません」と書くことも。ここまででは、ナボコフチェコにいる妹に書いた、「自分の一日の過ごし方」の手紙が楽しかった。