ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-02-10(Thu)

 朝から、「今日はどんだけの雪になるか」みたいな報道が多い。昨日は勤め先の本社からも、「もしも朝の通勤が困難だったらすぐに連絡して下さい」みたいな電話があった。そういう連絡をくれたことはありがたいけれど、それは心配しすぎだろうと思う。例え雪になっても降りはじめは夜が明けてからのことで、夜明け前に電車に乗るわたしへの影響はないだろう。
 昼には仕事も終えて帰宅するわたしには、そこまで警戒することもないだろうとは思っているし、実は帰宅時にそんなに天候が荒れていなければ手前の駅で途中下車して、ストックのなくなりかけている「白米」とか、その他あれやこれやの買い物をして帰りたいと思ってはいる。

 早朝家を出ると、空は真っ暗なりに曇っていることがわかり、もちろん星の光も見えることはない。予報ではもう雨が降り始めているかもしれない時間だったけれども、雨は降っていなかった。
 しかし、勤務先の駅で電車を降りて地上に出ると、その出口の地面に白い粒々がばらまかれていて「ああ、やっぱり雪が降っているのか」とは思った。でも外はそこまでの雪とかではなく、傘もささずに勤め先まで歩いた。

 けっきょく、わたしの仕事中も外ではぼちぼちと雨が降りつづいていたようだけれども、「雪」という天気ではなかった。
 仕事を終えたときも多少雨が降っていて、傘はささずにいつもとちがうところで地下にもぐって歩いた。この地下道を歩くのはずいぶんと久しぶりだったけれども、以前は「UNICLO」だったスペースが今は「3COINS」の店になっていたり、そのそばに「スシロー/京樽」のテイクアウト専門の店が出来ていたりした。「3COINS」の店をちょっとのぞいてみたが、「買ってもいいな」というようなものがいろいろと置いてあった。こんど、じっくりと寄ってみよう。

 雪でもないし、雨といっても大降りでもないので、予定通りに電車を途中下車して、その駅前のスーパー2軒で買い物をした。「白米」はコシヒカリがすっごい安値だったし、いろいろと買いたいものが地元よりも安く買えた。これからは、たいていの買い物はこの駅前のスーパーでやってのけるのがいいようにも思う。
 これらのスーパーはしょっちゅう訪れるスーパーだったけれども、この日は(やはり)極端にお客さんの数が少なかった。「今日は雪になる」という報道を受けて、みんな昨日のうちに買い物を済ませておいたのだろう。
 しかし、雨や雪の影響はほぼなかった(けっきょく、今日はいちども傘をささなかった)とはいえ、5キロの白米を抱えての帰宅はちょびっと難儀ではあった。自宅駅から歩いて「もう自宅まであとわずか」となったときには、口から安堵のため息が漏れてしまった。

 帰り道、歩いた道沿いの家のアンテナに、これはおそらく「ヒヨドリ」だろうという鳥がとまっていた。この写真を「今日の一枚」に。

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 帰宅して、しばらくしても外では雨がつづいていた。ネットをみると「これからの積雪に注意」という記事もあり、わたしも前からの予報で「ヤバいのは日が暮れてからだろうな」とは思っていたわけだけれども、ネットのコメントをみると「気象庁は予報が外れたから謝罪しろ」みたいなコメントもあったし、たいていは「予報は外れたね」みたいな口調だった。なんか、ちゃんと気象庁の予報では「ヤバいのは今夜」みたいには読み取れていたわけだから、勝手にミスリードして糾弾するのはどうだろう、とは思う。仮に今回の予報が「降雪」の面で空振りだったとしても、昨日のあれだけの晴天、ある程度の気温の高さから、この日のこの天候を予報してくれたのは「さすが」だと思ったし、おかげで心構えもできた。まあここでも、こういう「予報」ひとつにしてもリテラシーの問題ではないかと思う。

 夕食は、昨日また白菜をまるごと買ったりしたので、「白菜とウィンナのクリーム煮」をやった。つまりいつもの「白菜とブロッコリーのクリーム煮」からブロッコリーを差し引いた献立だったが、美味しかった。「白菜」と「牛乳」のコンビネーションはステキだと思う。

 7時過ぎに「もう寝よう」とするとき、外はまだ雨だったようだけれども、夜中の12時前にちょっと目覚めると、わたしのそばでニェネントがキャットタワーの上で外を眺めていた。「何が見えるの?」と、わたしもニェネントと並んで窓の外を見ると、もう外の景色は積雪で真っ白になってしまっていたし、まだまだ雪がずんずんと降っているのだった。