ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-08-19(Wed)

 ニェネントくんがこの頃また、夜にわたしがベッドに行くと「遊んでよ!」とベッドに上がってくるのが多くなった。ニェネントは自分でわたしのからだの上に乗ってくることはせず、わたしが抱き上げて胸の上に乗せてくれるのを待っている。胸の上のニェネントにいろいろと話しかけ、そのからだをなでてあげるのだが、ふだんはぜったいに聴かせてくれない啼き声で啼き、わたしにされるがままになる。うんと顔のあたりを乱暴になでると、「カパッ!」と甘噛みで応酬してくる。ニェネントが本気を出して噛みついてくるとどんな惨劇になるか、わたしは知っているので、「これはまだまだ<甘噛み>だ」とわかるが、それでもけっこう痛かったりするときもある。まあだいたいこのくらいまで遊んで、ワンコースおしまいである。
 昨夜もそうやって2回「遊んでよ!」とやって来て、「もういいでしょ」とわたしも「お眠りモード」になったのだが、わたしが寝ちゃってからもまだ、ニェネントはやってきたみたいだった。ベッドにニェネントが上がってきた気配でぼんやりと目覚め、横をみるとニェネントが来ている。「ごめん、もうわたしは寝るよ」と、かまってやらないでそのまま寝たのだけれども、夜中にふと目覚めると、ニェネントはまだわたしの横にいて、じっとしているのだった。ニェネントも眠っていたのかもしれないが。

 ニェネントはこの2~3日、毎日のように嘔吐をするのでちょっと心配だ。もともと嘔吐することの多いコだけれども、このところ回数が多い気がする。あまりつづくようだと、また「動物病院」だなあ。

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 昨日はちょっと暑さもやわらいで楽だったのだけれども、今日はまた「酷暑」になった。部屋は冷房を効かしてあるので、ニェネントは「押し入れ」に避難するほどでもないようだけれども、それでもずっと和室のベッドの下にこもっていた。

 インターネットの世界では、Amazonが「Amazon Prime」のCMに松本人志と三浦瑠麗を起用したことで大きな反撥を呼びおこし、Amazon Primeの解約運動が起こったのだった。まあどうしてこの二人をCMに起用したのか、わたしもAmazonに幻滅したところがある。
 松本人志という人物は今は安倍首相に忖度する芸能人のトップクラスらしいが、わたしは最近のこの人物をほとんど見ていないのでそのあたりはわからない。ただ、「GYAO!」で一時期SoftBankのCMがひんぱんに流され、そこに松本人志が出演していてこれがまったく面白くなかったというか、むしろ「不愉快」だったという記憶は鮮明だ。この人物はずいぶん以前に、北野武に対抗するつもりか映画を撮ったりもしたのだが、「映画の演出」ということに何のアイディアも持ってなく、彼の作品は(一本しか観ていないけれども)ただ無能さをさらけ出しただけだったという印象がある。
 三浦瑠麗という人物は「国際政治学者」ということだが、ネット上でみるこの人物の意見は「支離滅裂」だし、「徴兵制」をも訴える「反動」人物だという印象。しかもやはり、安倍晋三の「応援団」のひとりではある。
 特に三浦瑠麗は「タレント」でも何でもなく、こういう人物を自社のCMに起用するAmazonは、つまりは「三浦瑠麗の政治姿勢に共感している」ということを示したのであろう。そんな通販会社から何かを買うというのは、つまりは「紀伊国屋書店」で本を買うようなものではないのか。わたしもAmazon Primeには加入していないけれども、今後のAmazonでの買い物についても考えてしまったのはたしかなことだった。

 それでわたしは夕方から「GYAO!」の無料配信で中田秀夫監督の『ザ・リング2』を観ようとしたのだが、正直言ってその冒頭の部分の演出がひどくって、「これはとても観つづけられないな」と、10分も観ないでやめてしまった。わたしは映画監督としての中田秀夫という人に前からけっこう疑問を持っていたので、そういう偏見もあったかもしれない。それで代わりに、邦画の『紙の月』を観た。冒頭の部分を観て、映画の演出ということではこの作品の方がずっと見ごたえがあるだろうと思い、最後まで観た。

 今読んでいる本はパトリシア・ハイスミスの『殺意の迷宮』だけれども、ちょっと最近になく読書スピードが落ちている。「まだ乗り切れない」というところだろうか。あと、寝る前にはちょっとずつ、ロラン・トポルローラン・トポール)の『カフェ・パニック』を読んでいるところ。