ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-05-11(Mon)

 Stay Home35日目。今日は気温が上がるだろうと朝の天気予報が語っていた。手持ちの内服薬がなくなるので、今日は内科クリニックへ行かなくてはならない。現金の持ち合わせも心細くなったので、クリニックへ行く前に預金をおろしておかなくては。

 午前中に買い物に行き、先に銀行ATMに立ち寄ったが、1台のATMに2~3人の人が並んでいた。現在処理中のおばさんがいつまでも終わらず、わたしの前に並んでいる人らがイライラしている。しばらく待ったけれどもほんとうにいつまでも終わらないので、ATMは後回しにして先に買い物に回った。今買いたいと思っているのは食パンだけなのだが、店をみているとまたおつまみ類が欲しくなり、あまり安くもないトマトとか、よけいなものも買ってしまう。
 帰りにATMをみてみると、なんと5~6人の人が並んでいた。「あららら」と思い、どうせ今は我孫子の方で紅茶も買っておきたいので、午後からもういちど、我孫子の方に買い物に出て、そのときにATMにも寄ることにした。

 たしかに午後になると気温が上がっていて、もうTシャツ一枚でOKな陽気だった。我孫子の駅の方へ抜ける、マンションの脇の公園を通ると、もうアジサイのつぼみが伸び始めていた。梅雨の季節も近いのだった。

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 目的の紅茶を買い、ついでに100円ショップでタッパーウェアなどを買う。100円ショップも無駄遣いの危険地帯だが、今日は自制した。もうひとつの目的地、ATMはこちらの方は2台並んでいたりするので行列もなく、すぐに預金をおろすことができた。

 今日は「燃えないゴミ」の収集日なのだろう。ゴミの集積所にどこもけっこうな量のゴミが出されていたのだけれども、どの集積所でも衣類であるとか電気製品であるとかが出されていた。なぜか見た感じ「それはプリンターだな?」というものが多い。先週の連休で、「断捨離」のお片付けを大々的にやった家庭が多かったみたいだ。

 帰宅してちょっとゆっくりしてから、内科クリニックへ行く。道すがらにある小さな畑のそばで、ムクドリたちがエサを探していた。

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 その畑にはちょっとだけジャガイモが栽培されていて、わたしもジャガイモの葉というのは見分けがついて「これはジャガイモだな」とわかるのだが、そんな中にジャガイモの花が咲いていた。白い花が咲くのかと思っていたが、ナスの花のような薄い紫色をしていた(帰宅したあとに調べてみたら、ジャガイモというのはナス科の植物なのだった)。

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 COVID-19禍以降、内科クリニックは通院者がめっきり少なくなっている。以前は待ち合いロビーに人がいっぱいで、1時間ぐらい順番を待つこともしょっちゅうだったのだけれども、今日はわたしのほかに誰もいなかった。すぐに簡単な診察をしてもらう。いつもは血圧も計っていたのだけれども、今はやらないで、胸の聴診と軽い問診だけで終了。
 診察が終わり、会計を待つあいだに職員の方々とあれこれと世間話をしたり。人と会話するというのも久しぶりかもしれない。

 今日はテレビで国会審議の中継もやっていて、問題の「検察庁法改正案」についての質問も野党から出されていた。ちょっとだけみたのだけれども、安倍は質問されたことに答えないで別のことばかり繰り返すし、質問を受けているときにも椅子で足を組んだりしていて「まじめな対応」とは思えない。それに加藤勝信厚労相という人物が、安倍に輪をかけて国民を愚弄するようなとぼけた答弁をする。コイツは「オレは安倍首相の臣下だから国民を愚弄するウソをついても許されるのだ」とでも思っているようだ。今の安倍内閣の姿勢を如実に示しているし、まさに「虎の威を借る狐」というところだ。

 この日はあんのじょう『知の考古学』はまったく読まず、『プードルの身代金』ばかりを読み進めた。夜、めずらしくニェネントがわたしのところに来ないままだった。