ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-25(Fri)

 今日は朝から雨だと聞いていたのだけれども、早朝に家を出たときにはまだ雨は降っていなかった。それが駅に着いてホームで電車を待っていると、降り始めた雨が風に吹かれてホームまで降り込んでくるのだった。ちょうど間に合った、という感じだ。しかしもちろん勤め先の駅で降りるとそれなりに雨も降っていて、仕事中にときどき外を見てみると、その雨は少しづつ強くなっているみたいだった。

 今日は金曜日だから仕事のあとにどこか行ってみようかという気もあったけれども、雨が強くなってきているのでやはりまっすぐ帰宅することにした。自宅駅を降りるとこれが相当な雨で、風も強い。傘をさしていても足には雨がたっぷり降りかかり、駅から200メートルも歩くと靴の中もびしょ濡れになってしまった。こんな雨の中を歩くなんて、わたしはどうかしていると思った。
 国道沿いの道は風も強くて難儀したが、国道から離れるとそこまで吹きつけてくる風もなく、ちょっと楽になる。何とか傘も壊れずに上半身まで濡れるのは防げたが、ようやく家にたどり着いたときにはひざから下はびっしょりで、靴はプールの中を横断してきたような感じになっていた。

 テレビをつけると、ちょうど今このあたりに豪雨が移動してきているようで、じきにこのあたりにも「土砂災害警戒情報」が発令された。まあわたしのウチはとなりの一段高いところの家屋が崩れ落ちてこない限りは大丈夫なのだけれども、なかなかに大変な事態だ。それでこの雨がまた、千葉県だけを狙い撃ちにしているような雨で、豪雨地域のマップをみても、ここまでに千葉県の地形や県境にそって「豪雨」になっているというのは、千葉県への「嫌がらせ」なのではないだろうかと思う(ウチのあたりは真っ赤っ赤だ)。それでやはり、千葉県のあちこちで浸水被害が出ている報道を見る。先日の台風の被害も千葉県に集中していたわけだし、先日の被害地に大した被害が出なければいいし、また新たな被害が出なければいいと願う。

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 夕方にはこのあたりに「竜巻災害情報」も出されるし、暗くなると雨もほとんどやんだようだけれども、なかなかに難儀な午後だった。

 昨日今村夏子の『星の子』を読み終えたので、今日から何を読もうかと考え、やはり先日古本屋で買ったままにしてあるミシェル・ウエルベックの『服従』を読むことにした。おそらくわたしは、ミシェル・ウエルベックを読むのはこれが初めてだと思う。
 今日は100ページぐらい読み進んだが、まだ話は動き出してはいないだろう。まああと2日あれば読み終え、そのあとはまた『カフカ全集』に復帰したい。年内に全巻読破はちょっとむずかしくなったかな?