ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-26(Sat)

 昨日しっかりと雨に浸ってしまったせいか、今日は何もやる気がしない。しかし外は「台風一過」のような冴えわたる晴天だ(そうそう、昨日の豪雨はけっきょく、「台風21号」による被害、ということになったらしい)。ほんとうは午後から池袋の方での公演のチケットを買ってあるのだけれども、まったく出かける気がしない。ぜったいにウチでゴロゴロしてた方がいいと思う。まずは昨日ぐっしょりと濡れてしまった靴を何とかしようと、まあ昨日から中に新聞紙を丸めて突っ込んで時間をおいて取り換えたりしていたのだけれども、今日は陽のあたる縁側に出しておいた。今わたしが履いている靴の中ではいちばんマトモな靴なもんで、何とか復活してほしい。

 それで今日、土曜日の恒例の「ウィークエンド サンシャイン」は、先日逝去されたRobert Hunterの追悼で、Grateful Deadの特集。わたしはあまりGrateful Deadの良きリスナーではなかったけど、こういう特集はうれしい。ときどきFairport Conventionの音のように聴こえてしまうのはわたしの耳がおかしいのか。

 日記に書かなかったけれども、このところずっと、寝る前に岩波文庫中島敦集を読んでいる。『弟子』までの感想は書いたのだけれども、そのあとも『名人伝』『山月記』『文字禍』、『悟浄出世』『悟浄歎異』と読んだ。どれも読みごたえがある。‥‥さて、「感想」を書くべきだろうけど、ちょっとためすぎたかな。
 今はすでに横浜の「神奈川近代文学館」で『中島敦展』が始まっていて、わたしは11月4日の池澤夏樹の講演を聴きに行くのだ。展示も観たいし、講演も楽しみなのだ。

 「何もしたくない」ということで、まあ朝食や昼食はかんたんにすませたのだけれども、夕食はちょっと「おいしいもの」を食べたいと思い、もちろん自分でつくる気もちもないので、東のスーパーへと、お弁当目当てで買い物に出かけた。このスーパーは<大手>なわけで、おいしいものはおいしいのだ。
 外に出ると空はすっかり曇っていて、ミステリアスな様相をみせていた。「なんだ、また雨が降るのだろうか?」と思わせられるのだった。

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 スーパーに行くと、あの有名な「峠の釜めし」がちょっと値引きして売られていて、迷わずにこれを買って帰った。もちろん普段毎日この釜めし弁当が売られているわけもなく、これは「いいめぐり合わせ」だった。
 帰り道、思っていたように、ぽつりぽつりと雨が落ちはじめてきた。もうたくさん降らなければいいのだが。

 帰宅してレンジして釜めしをいただく。これはほんとうに「美味」だ。とっても満足するのだった。

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