ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-01-11(Fri)

 ついに、「はてなブログ」へ引っ越すことにした。‥‥レイアウトデザインがまるで違うので、慣れるまでしばらくかかるだろう。というか、慣れてしまっていいのだろうか。ほんとうはもっと自分でデザインして独自のレイアウトでやりたいのだが、そんなことをやっている時間はない。それでも、かんたんに出来る範囲ではオリジナルな味を出したつもり。
 この日記は1月11日のことを書くのだが、書いているのは1月13日だということがバレバレだというのも、ちょっと困るといえば困る。「いつ書いたか」ということよりも、「いつのことを書いたか」ということの方が重要なはず。そういうことで、それそれの日のタイトルは以前の「はてなダイアリー」を引き継ぎ、書かれたことの対象日を選ぶことにした。
 それで、今日は1月11日である。今日は3時過ぎから、国分寺のクリニックで「脳波検査」を受ける。仕事を終えたあと時間があるので、MRさん*1から招待券をいただいている東京都写真美術館の「建築×写真 ここのみに在る光」展を観に行くことにした。
 写真美術館は恵比寿にある。そもそも写真美術館に行ったという記憶は残っていないのだけれども、恵比寿駅、特にそのホームというのはよく記憶している。「なぜ記憶しているのだろう」と考えてみたら、わたしが茨城に住んでいた頃、東京に出るときにはいつも「湘南新宿ライン」を利用していたわけで、夜にその東京あたりから茨城へ戻るとき、その「湘南新宿ライン」の停まる新宿とか渋谷の駅は混み合うので、いちど恵比寿の駅まで逆走して乗っていたのだった。かなり混み方がちがっていて、座れることもあったし、座れなくても中央部に立てば、渋谷や新宿でどっと人が乗ってきたとき、押し合いへし合いされなくてすむのだった。そのせいで、恵比寿駅のホームに立つことは多かったのだ。駅の電車発車のときに流れるメロディーは、「第三の男」のテーマだった。もう今では、ほんとうに恵比寿に用がない限り、恵比寿駅のホームに立つこともないだろう。

 さて、この「はてなブログ」で、前にあった「インデックス」機能はまだ使えるのだろうか。もうちょっと下でテストしてみよう。

 2時に恵比寿を離れ、国分寺のクリニックへ行く。脳波検査を受ける。脳波検査というのは検査中に眠ってしまうことが望まれ、検査前に「睡眠導入剤」を服用する。わたしは今まで3度、この脳波検査を受けているが、いちばん最初のときにはうまく眠れたけれども、つづく2回はまったく眠れないで終わってしまった。今日は電車に乗っていても眠くて眠りそうになったりしていたので、「大丈夫か」とは思っていた。
 ‥‥検査が始まり、これがやはり眠くならない。「眠くなるには何を考えていればいいんだろう?」とか考え、頭の中に「羊」を横断させて、それを一匹一匹数えてみたりするがダメで、もっとヴィジュアルなイメージを思い浮かべるのがいいように思え、いろんな絵を思い浮かべてみたりする。「あ、眠くなったぞ!」とか思うしゅんかんもあるが、それがなかなか先に進まない。それでも瞬間、「あれ、今眠ってたんじゃないの?」という意識を持つこともあって、それがほんとうに眠っていたということなのか、それでその睡眠時間がどのくらいつづいたのかとか、そういうことはわからないで検査は終わってしまった。
 検査のあと、結果はすぐにわかるので、主治医の先生から診断を受ける。「まったく異常はないですね」ということ。
 検査、診断のあとは新宿から代田橋に出て、Gallary Den5での展示(小曽根章造氏の作品が展示されている)を観に行く。40人をこえる出品者、出品作品の中で、どれだけ主張が伝わっただろうか。下のスタンドバーの「納戸」でちらっと飲んでいると、となりにいた人も出品者だったが、小曽根氏の作品のことはちゃんと記憶してくれていた。彼女の作品は「沖縄」をテーマにしたもので、魚が口に手榴弾をくわえ、カニが銃を抱えているという作品だった。それぞれの人が、作品でそれぞれの主張をされている。そんな中へ、わたしは小曽根氏と共に踏み入って行こうとしている。

*1:これからは、リアルにイニシャルで書くことにした。