ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-11-03(Sun)

 夜、寝ているとき、ニェネントくんは最近の定位置のキャットタワーの下のボックスの中で丸くなっていたのだけれども、そのニェネントくんが「ゲッ!ゲッ!」と吐く音でわたしも目が覚めた。「あらあら、大丈夫かな」と思っていたらもういちど吐いて、ボックスから飛び出して行った。どうやらそのあとは落ち着いたみたいでベッドの下に避難してしまったけれども、さて、ニェネントくんの吐いたゲロをお掃除しなければいけないな。
 というわけで起き出して、キッチンペーパーを持ってきてボックスの周囲や中を掃除した。吐いた量はそんなに多くなかったし、吐いたものがヤバいということもない。ちょっと様子は見なければならないけれども、まあ大丈夫だろうとは思う。さてしかし、ニェネントくんが最近気に入っていたボックスだけれども、自分で汚しちゃってしまったし、拭き取ってもきっと匂いとかは残ってしまっているだろうから、もうボックスに入ったりはしないんじゃないかと思った。

 掃除をしたあとにまた寝ようとベッドに入ったらニェネントくんが出てきて、寝ているわたしの上に跳び乗ってくるのだった。いちどベッドから降りて、すぐにまたわたしの上に上がってきた。なんだか、ニェネントくんがわたしに「掃除してくれてありがとね」って言ってるみたいだった(こういうのを「飼い主のひいき目」というのだろう)。
 でもやはり、この日はニェネントくんはもう、そのボックスの中に入って行くことはなかったのだった。そのかわり、ベッドのそばに置いてあった空き段ボール箱のふたを押しつぶして、むりやりその段ボール箱の上に居座っているのだった。

 昨日は雨になったけれども、この日はいい天気で窓の外は秋晴れで明るかった。窓からの陽射しもたっぷりだったので、ニェネントくんは午後からはキャットタワーの上でひなたぼっこしていた。わたしはこのせっかくの好天にもかかわらず、また一歩も外に出ない一日になった。

     

 でも最近は、東京周辺でいわゆる「闇バイト」による強盗事件が多発していて、どうも空気は不穏。このところは「押し入り強盗」という風に、より乱暴に、暴力的になってきているし、殺されてしまった人もいる。今はもう「財産のある家」を狙うというのからも外れてきている感もあり、わずか数万円を強奪するために人の命を奪うというような、信じられない事態も起きている。
 要するに「実行犯」というのはあくまでも「雇われて」強盗をやっているのであって、家に押し入っていくら強奪したかということは、ある意味「実行犯」にはどうでもいいのではないか、と思う。彼らは「いくら強奪したか」にかかわらず、あとで「指示役」から契約分の「労賃」をもらえるのだから、たとえ数万円だけ強奪しただけでも、「契約通り実行した」ということこそが重要なのではないのだろうか。
 ‥‥ということは、わたしのような貧乏世帯であっても、まかり間違えられて襲われるということもあり得るのではないだろうかね。ウチなんかリヴィングの窓ガラスさえ割ってしまえば、いともかんたんに他人に侵入されてしまうわけだし(ま、ウチはアパートだし、立地条件的にも襲われにくそうだけれどもね)。