ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-04-02(Tue)

 先日のような、初夏を思わせるような陽気にはならなかったけれども、やはり暖かい日になった。ついにニェネントくんも、ふとんの寝ているわたしの上にあがってくることもなくなってしまった。ただ朝方、寝ているわたしの枕元にあがってきて、わたしの顔を覗き込むことはつづいている。これは「もう朝で、わたしのごはんの時間が近いよ! 起きてちょうだい!」とわたしに知らせているのだ。ニェネントくんがベッドに跳び乗ってくる気配でわたしも目を開けて、ニェネントくんと目を合わせるわけだけれども、おそらくわたしがいつまでも寝たままで目を開けないでいると、わたしの顔に鼻先で「ちょん、ちょん」とコンタクトをとってくることだろうと思う。以前そういうこともあった。

 朝は昨日から始まった朝ドラ「虎に翼」を見るが、それなりにシリアスな戦後のジェンダー問題などを取り入れながらも、ライトなコメディという路線は了解。ヒロインは女性初の「弁護士」となった方がモデルなのだ。この週のサブタイトルも「女賢しくて牛売り損なう?」と、面白い。ひょっとしたら「大傑作」にもなり得るな、などと思う。ヒロインの伊藤沙莉の軽快な演技と合わせ、以後楽しみである。

 午前中、北のスーパーへ行き、昨日「買っておけばよかった」と思った「もやし」とかを買う。店頭に、「なんちゃってオリーブオイル」というか、「オリーブオイル含有率10パーセント」ながら容器はオリーブオイルにそっくりな食用油を買う。もう純正オリーブオイルはガンガン値上げされていて、すっごい値段になっているし、オリーブオイルを使うといってもパスタをつくるときぐらいでしかないわたしに、「純正オリーブオイル」と「なんちゃってオリーブオイル」の味の差がわかるとは思えない。安いことは「正義」なのだ。
 スーパーを出たとき、空を一直線に「ヒコーキ雲」が横断していたもので、ちょっと撮影してみた。

     

 帰宅して、昼食は昨日買ったラーメンの生麺にさっき買った「もやし」など加えてちゃっちゃっと調理。ちょっと濃厚な味のラーメンだった。
 昼の時間のテレビは、昨日から「虎に翼」の再放送の前に過去の朝ドラ「ちゅらさん」の再放送をやっている。わたしは見たことなかったが、この「ちゅらさん」こそ、あの「おしん」に次ぐとも言われる「大傑作」という評価らしい。
 でもコレを見始めてしまって、これからも毎日見続けると考えると、すっかり「テレビ人間」になってしまう。いくら面白い番組だといっても自粛しよう。

 1時ぐらいから、先日観たニール・ジョーダン監督の『ビザンチウム』がやはり面白かったので、同じ監督の作品で『オンディーヌ』というのを観た。
 う~ん、これは詳しくはこの映画の感想を別に書くけれども、わたしには素晴らしい「傑作」で、「だからニール・ジョーダンは好きなんだよね」という感じ。それで、「この『オンディーヌ』という作品、DVDで買うといくらぐらいなんだろう?」とAmazonで調べると千円以内で買えたもので、つい注文してしまった。そのくらい気に入った作品。
 ついでに、買ってあった「猫草」もすっかり食べ尽くされてしまって枯れてしまったもので、追加で注文してしまった。

 映画を観たあとは、昨日初回を見た「ニュースーン」が、この日から正式に3時からが始まったのを見たのだけれども、「テレビの午後の報道バラエティ番組」として、どれだけ民放とかの同系統番組からの差異を図るのか、という点はまだ見えないようだ。期待する池田伸子アナも、キャスターとしてもっとはじけてほしい気はした。今は「試行錯誤」で、これから進化してくれることを期待する。

 さてわたしは、読書がはかどらない。読んでいるパトリシア・ハイスミスの『リプリーをまねた少年』、先月の23日から読み始め、もう十日ほどになるというのに、まだ170ページほどしか読み進めていない。決して「面白くない」などということはないのだけれども、夜にベッドで横になって読み始め、十ページも読むと、もう我慢できないほどに眠くなってしまうのだ。これでは、この本を読み終えるのに今月いっぱいかかってしまいそうだ。この「遅い読書ペース」は、わたしの今のいちばんの克服すべき課題であるし、わたしの「退化」である。