ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-02-25(Sun)

 夜中に目が覚めると、わたしの肩のところでニェネントくんがわたしと並んで寝ていた。「夢をみていたなあ」と、そのときにスマホに夢のことをメモしたのだが、朝に目覚めてからそれを見てみると、「雲の上の阪神」と書いてあった。いったい何のことだかさっぱりわからない。つまり、夢のことはこれっぽっちも思い出せないのだった。

 この日も外はしっかり曇天で、窓から見える外の地面は雨でぬれていた。やはり気温も低く、先週のあの初夏のような気候は何だったのだろう、とは思うのだ。
 午前中に北のスーパーへ買い物に行ったけれども、ギリギリ傘はささないですんだ。帰りにウチのすぐ前のマンホールのところで、久しぶりにハクセキレイがうろちょろしているのを見た。

     

 午後にテレビで「ハチ公」の特集番組をやっているのを見た。去年はハチの生誕百周年だったので、そのことにからめての特集だったのか。でも30分しかない番組で、情報量としては物足りなかった感がある(わたしは意外と「ハチ公」のことに詳しかったりして)。ただ、渋谷駅にはハチ公に関する非公開の分厚い資料が何冊も所蔵されているようだった。
 そのままテレビを見ていたら、服部良一の楽曲を特集した1993年の番組「時代はブギを待っていた」というのを放映していて、これは笠置シヅ子だけでなく多くの歌手のステージ、そして映像などが紹介され、けっこう見入ってしまった。わたしは高峰秀子の「銀座カンカン娘」の映像(同タイトルの映画からの抜粋)がよかったな。

 夕方には、「Amazon Prime Video」でアニエス・ヴァルダ監督の『5時から7時までのクレオ』を観た。
 夕食だが、おととい、まだブロッコリーが冷蔵庫に残っているのにまた1房買ってしまったので、「ブロッコリーをいっぱい使わなくっちゃ!」と、「ブロッコリーのクリーム煮」なるものをつくったのだった。「まあまあ」の出来栄え、だったかな。

 夜は「ダーウィンが来た!」を見た。この回は「最新科学で解明!昆虫たちの"超"能力」という特集。まずは昆虫の「完全変態」の謎に迫り、幼虫のいもむしから蝶へと変身する過程の、その「さなぎ」の中の変化をCTスキャンで捉えるのだ。
 昆虫というのは「さなぎの中でいちど身体がドロドロに溶けて、そこから成虫の身体を形成するのだ」などということを読んだりしていて、「ホントかよ?」とは思っていたのだけれども、その「ドロドロ説」というのはやっぱり誤りで、「脳」と脳からの基本神経、それと消化のための管というのは残っていて、蝶の場合だとさなぎになって3日もすると触覚や口管、羽根をはばたかせる筋肉などが形成されるのだった。やはり、「幼虫」のときの基本は引き継がれるのだ。「脳」がそのまま残っているということは、成虫になっても幼虫のときの記憶が残っているのかもしれないな。
 この部分は面白く見たけれども、次は「ハチはあの小さな羽根でどうして飛べるのか?」という、世界の科学者を100年も悩ませた問題の解明だったのだが、「それは羽根をねじって回転させてはばたき、羽根の上の部分に吸い上げられるような空気の流れをつくるからだ」というのだったが、はっきり言ってその「空気の流れ」についての説明が不十分で、それがなぜ羽根に比べてあれだけ大きな身体を飛ばせられるのか、ということは正直わからないのだった。漠然と見ているだけだと、「そりゃあハチドリの飛び方とおんなじじゃないのか?」と思うのだ。