ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-12-04(Sat)

 国内でのコロナ禍もずいぶんと落ち着いて来ていて、まだこれから「オミクロン株」拡散の虞(おそれ)はあるけれども、巷(ちまた)ではあちこちと、去年は見られなかったクリスマスの飾り付け、イルミネーションも目につくようになっている。この年末年始に旅行を計画している人も多いようだ。なんだか、「どうせ第6波は来るのだから、動き回れる今のうちにこの2年間のうっぷんを晴らしてしまおう!」という気分もありそうだ。それはそれでリスクもありそうだけれども、まあみんな今まで感染予防でがんばったんだから、ここまで新規感染者が減少すればこの年末年始、少しは羽根を伸ばしてもいいんじゃないかという気もちはわかる。

 それでかく言うわたしも、この日は娘夫婦の招きに応じて娘夫婦宅に行き、ランチをごちそうになることになった。
 ウチからは電車とかで1時間強。車窓から、すっごい久しぶりに「海」を目にした。

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 娘夫婦から歓待を受け、久々の訪問も楽しく過ごした。まあこれが年内最後のわたしの「小旅行」といえるのか(すいません、「日記」とはいえ、こうやって公開している上であまりにプライヴェートなことなので、あんまり詳しく書きまっせん)。

 帰路、自宅駅ひとつ手前の駅で途中下車し、CDショップに立ち寄ってみた。ここに、欲しかったGrateful DeadのCD「American Beauty」もあって、ほんとうはリリース50周年記念の輸入盤3枚組を買おうかと思っていたのだが、この店がAmazonで購入するより安いようだったし、まあ輸入盤よりも国内盤の方が、解説はともかくとしても「歌詞」とその和訳もいっしょなわけだから、ここは「国内盤」を買っておこうということにした。

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 あと、この店はけっこうクセのあるアート系というか、そういうDVDも多く売られていて、以前ココでウィリアム・クラインの『ミスター・フリーダム』を買ったこともあったけれども、この日はルイス・ブニュエルの『ビリディアナ』が千円以下で売られていたもので、いっしょに買って帰るのだった。

 今日も晴天で、雲ひとつない青空だった。ちょうど自宅駅に着いたのが日の沈む時間の夕暮れどきで、「こんな天気なら富士山も見えるのではないだろうか?」と思い、いつもの帰り道ではなく、駅から国道沿いの歩道へ降りる階段の方から帰った。
 思惑通り、その階段の上から西の方角に、鉄塔のうしろに富士山のシルエットが見えたのだった。

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 この地域から富士山が見られるスポットというのもほとんどなくって、ずっと北の方の(今はもうほとんど行かなくなった)スーパーの前の道が、西に向かって下り坂になっていて、その坂がまさに「富士見坂」と名付けられている(特に関東には、あっちこちに「富士見坂」という坂はあることだろう)。おそらくはいろいろとビルが建った今も、まだ坂の上からは今日のような日であれば富士山のシルエットは見えることだろう。
 もちろん高層のマンションとかのビルの、上の方の階からなら富士山も見えることだろうけれども、そうではない誰でもが見られるスポットのもうひとつが、この駅の階段の上なのである。
 このあたりはけっこう起伏のある地形で、南へ行くほど土地は低くなるから、よほど北の方へ行かないと富士山が見えるところはないのではないかと思う。

 帰宅すると、ニェネントくんの夕食の時間からかなり過ぎていた。すぐにネコ缶を開けて出してあげるのだが、このところ夕食にトッピングしてあげている「ネコ用のカニカマ」がなくなってしまい、今日はトッピングなしで出してあげたらば、ニェネントくんは一気に食べ終えずにけっこう食べ残すのだった。まあ夜までには全部食べてくれたけれども、「もうカニカマのトッピングがないと食べないから!」って感じだろうか。

 わたしの夕食は、いっぱい残っている「白菜」と「ブロッコリー」をどうするか、という問題があるのだが、今日は白菜は置いておいて、「ブロッコリーとたまごのマヨネーズ炒め」という献立。先にブロッコリーの芯というか茎の部分だけをたっぷりとゆでて柔らかくし、合わせて調理した。われながら美味しくできた。
 しかし、まだまだあの巨大なブロッコリーは三分の一以上残っていて、どんな料理に使ってもあと2回分はある。冷蔵庫に中に買い置きしてあった「豆腐」があって、賞味期限も近いので、明日は白菜にいっぱい出てきてもらって「水炊き」にしようと思う。