ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-01-08(Mon)

 今日は1月8日だけれども、2年前の1月6日には、このあたりでもけっこうな雪になっていたことがわかった。
 わたしのそのときの日記をみると、昼過ぎから降り始めた雪は、夕方にはけっこうな積雪になっていたみたいだ。まあ翌日は晴れて、たいていの雪は融けてしまったようだったけれども。
 そのときの、キャットタワーの上から外に降る雪を眺めているニェネントくんの写真を。

       

 おととい買ったダイコンで、今日は「おでん」にする。午後からそのダイコンを下茹で。20分ぐらい時間をかけて、「このくらいでいいだろう」と火からおろして鍋の中をみてみると、これがしっかりと「煮崩れ」してしまっていた。ちょっとショック。ちゃんと下茹での前に面取りもしていたし、今までの経験でも「ダイコンは煮崩れしない」と思い込んでいたのだけれども。
 いちおう、他のおでんの具といっしょに煮込んだのだけれども、もうふにゃふにゃになってしまっていて、ダイコンの味もしないのだった。

 どうしよう? 今日一日では食べ切れなかったから明日もまた「おでん」になるのだけれども、明日は残っているダイコンで再トライしようかしらん。

 この日は午後からテレビで、黒澤明監督の名作『生きる』が放映されていた。「胃ガンで余命いくばくもないとわかった役所勤めの主人公が、残る時間を陳情のあった公園設立のために尽力する」という大まかなストーリーは知っているつもりで、観たこともあるんじゃないかとは思ったけれども、その大まかなストーリーと、主人公が雪の降る公園でブランコに乗って「命短し恋せよ乙女」を歌うことぐらいしか記憶していない。「この際だからちゃんと観てみよう」と、午後からはテレビの前に座った。
 思っていたのとけっこう異なる映画だったので、やっぱりわたしは今まで、この映画はちゃんと観たことはなかったんじゃないかと思った。観て良かった。

 報道では、自民党の「政治資金パーティーキックバック容疑で昨日逮捕された池田容疑者は、家宅捜査を受ける前にデータ消去などの「証拠隠滅」を図っていたという。
 このようなケースでの証拠隠滅作業は、「ドリル優子」を引き継ぐ自民党の伝統なのだろう。党内には、このようなケースで「証拠隠滅」の手順を説く「秘密文書」があるのかもしれない。
 というか、さっき観た『生きる』の、まさに真逆を行う政治家であり、「政治家の使命とは何か」ということから乖離することはなはだしい。それが、自民党という政党の本質なのではないだろうか。そういう意味でも、とってもタイムリーな『生きる』放映ではなかっただろうか。

 それに、今は能登半島地震の被災地へ行って救済活動に手を貸してレポートを出した国会議員に対しての批判の声が大きく、この時期に新年会行脚を重ねる議員は大きな顔をして「今は被災地に行かないように」などと語るのだ(もちろん、歩くのもままならないような高齢の輩が現地に行くのは、まさに「邪魔」なだけだろうが)。
 まさに『生きる』の映画ではないが、政治家として「何もしない」ことを正当化し、「ここで行動しなければ」と動くと批判される。そんな人たちは、今メディアが被災地で取材することをどう思うのだろうか。おかしくないか?