ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-01-05(Fri)

 遅くなりましたが、1月1日に発生した能登半島の大地震とその関連の事故によって犠牲になられたすべての方々にお悔やみを申し上げます。また、被災者の方々にお見舞い申し上げ、被災地の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈りしております。

 この日は朝のニュースショーで、乗客の撮影した日航機機内での様子、8分間が放映された。客室乗務員の方々の声がはっきりと聞き取れ、緊迫した中で、そんな客室乗務員の方々がすばらしい脱出劇をサポートされる様子に感銘を受けた。やはり「訓練のたまもの」だったのだろうが、賞賛されてしかるべきと思った(海外でも、「Miracle at Haneda」と報道されたみたいだ)。

 こんな新年の悲劇のおかげで、去年から持ち越されている「自民党の政治資金問題」の話題がすっかり聞こえなくなってしまったが、検察はしっかりと取り調べを継続していただきたいと思う。

 この日は暖かい。午後から北のスーパーへ今年初めての買い物に出かけたが、暖かいのでパーカーも着ず、セーターだけで家を出た。
 スーパーへ行くと、たまごが特売というわけでもなく、税抜きで159円で売られていた。だんだんに値が下がってくる。
 お正月は毎年、ニェネントくんに好きな刺身とかを買ってあげていたのを、今年は忘れているなあと思い、「まぐろの切り身」のパックを買った。
 夕食の時間にそのまぐろをネコ缶といっしょに出してあげたけれども、ニェネントくんの「食いつき」はそこまででもない。「目の前にあるから食べる」という感じで、ネコ缶よりも先にまぐろを食べてしまうということもないのだ。それでようやく思い出したのだが、ニェネントくんのいちばん好きなお刺身は「サーモン」なのだった。せっかく「ごちそう」を買ってあげたつもりだったけれども、ニェネントくんには「ごちそう」ではなかった、ということか。

     

 夕方になって、和室の掛け時計が止まってしまった。以前から半年に一度ぐらい、こうやって止まってしまうことがある時計で、電池が切れたわけではなくって、電池を交換しても動き出さない。以前は止まってしまった時計を振り動かしたりしているうちにまた動き出したりしていたのだけれども、今日はどうやっても動いてくれなかった(秒針がついているので、動いているか止まっているかは一目瞭然)。
 さすがに今回は「もうダメ、寿命かもしれないなあ」とも思い、「新年の最初の買い物は時計なのか」とAmazonとかで検索してみたが、掛け時計もベーシックでシンプルなものだと千円ぐらいで買えるのだな。「安いものだ」などと思う。
 それで寝る時間になって和室に行ってみると、放置してあった時計は、しっかり動き始めていた。「何なんだよな~」と思う。いったい何がいけないんだろうね。「お正月休み」だったのか?

 図書館から借りている、ナボコフの『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』、まったく読書が進行しない。新年から読み始めてもう5日になるのに、20ページぐらいしか読めていない。「返却日までに余裕で読み終えるだろう」と思っていたのに、これでは読み終えられるかどうかあやしくなってきた。わたしの「体内時計」もストップしてしまっているのか。しっかり気分を入れ替えないといけないな。

 夜はテレビで宮崎駿の『千と千尋の神隠し』が放映されていて、「見たいなあ」とは思っていたのだけれども、わたしの毎日のスケジュールよりもずっと遅い時間になるので、あきらめた。でも考えてみれば、宮崎駿の作品は基本サブスク配信もされていないわけだし、ちょっと無理してでも見ればよかったなあ、とは思う。
 でも、明日はついに、『君たちはどう生きるか』を映画館に観に行くかもしれない。