実はこれは昨日撮った写真だけれども、朝、まだまだ暗い西の空に三日月にかげった月が見えた。写真を撮ってみたのだけれども、カメラの露出を先日の満月を撮ったときの露出に合わせてしまったので、じっさいに眼に見えた月よりもずっと暗く、ずっとかげって写ってしまった（ほんとうはもっと明るく、もっと太っておられたのです）。
深夜に地震で目が覚めた。時計を見たら２時。長くはつづかなかったので、ニェネントくんを落ち着かせてあげることもできなかった（まあ、ニェネントくんもそこまでに取り乱してはいなかったか）。
そのまま寝て、目覚めてから確認したら震源はいつもの茨城南部（このあたりはしょっちゅう地震が起きる）で、震度は４度にまでなったらしい。
そのあと、６時半ぐらいの時間に、こんどは山梨で震度５弱の地震があったと、スマホへの速報で知った。このところ日本のあちこちで大きめの地震がつづいていて、「ついに来るか！」って畏れもあるけれども、夜中の茨城南部の地震はこの地域いつものことだから、他の地域と連動しているとか、そういうこともないだろう。ま、大地震が来るなら来るで、どうかわたしが家でニェネントくんといっしょのときにして下さい。それで、「この地震は助からないね」というのなら、妙にどちらか一方の命だけを救うのではなく、わたしとニェネントくんとをいっしょに、思い残す暇（いとま）もなく、有無を言わさず瞬時に、崩壊する家といっしょに押しつぶして下さいませ。
今日は仕事のあとに歯科医に行ったのだけれども、今日もまだ本格的な治療は始まらない。でも、これからしばらくは左下に装着しつづけるという「仮歯」をはめた。来週になったら、いよいよの本格的治療に向けてまずは医師からその方針の話があり、わたしの（おそらくは治療費などの）意向とのすり合わせを行い、そこで治療方針が決定するらしい。先週チラッと聞いた方針であれば、まあわたしも何とか了解できるだろうとは思う。
歯科医からの帰り、二ヶ所寄り道をする。まずは乗換駅で改札を出てすぐのところにある書店へ行き、昨日Amazonでの注文をキャンセルした「Newsweek」を買う。
次は乗り換えてから次の駅で下車し、これも駅のすぐそばにあるＣＤショップに立ち寄り、今とっても欲しいGrateful DeadのＣＤを探してみる。しかし残念ながら欲しいＣＤはなかったし、全体を見た感じで、どうやらAmazonで買う方が安いようだった。
いちおう、わたしの本来の専門（？）の、イギリスのフォークのコーナーも見てみたが、触手の伸びるような盤はなかった。
帰り、家へ向かう電車の中で、買った「Newsweek」を読む。コラム記事で、「ビートルズ最強詩人はジョンじゃない」というのがあって、これはこの１１月に海外でポール・マッカートニーの「詩集／1956年～現在」という本が刊行されたのに合わせて、海外のライターが執筆したものらしい。
ま、ポピュラー・ソングの詩として、ポールの書いた詩がけっこう優れているところもあるのはわかるが（わたしは今、しょっちゅう頭の中でビートルズの「Two Of Us」がリピートされているわけだし）、ポールにはジョンのような「時代意識」の持ち合わせはないよな、とは思う。
自宅駅で降り、実は駅前のスーパーで先日買った「まぐろの刺身」が相当に美味だったので、またそのスーパーに立ち寄って買ってしまった。このスーパーには生鮮魚介類とかはまるで置かれていなくって、わずかにこの刺身のパックだけ、隅にちょこんとあるだけなのだが、なぜか他のスーパーの刺身より美味しく感じたのだ。またニェネントくんにも分けてあげよう。
帰り道、ウチの近くの家の「ワン」くんに久しぶりに遭遇。気もち良さそうに寝ておられた。
帰宅して、まだいっぱい残っている、あの「大きなブロッコリー」をどうしようか、という問題があるわけで（ブロッコリーは劣化も早いし）、ご飯も炊いてないので、「ブロッコリーとトマトのパスタ」というのにトライした。ちょっと具材を炒めすぎて焦げた（まだブロッコリーはいっぱい残っている）。
その、パスタをつくって食べたのが３時ぐらいになっていたので、夕食時にまだ空腹でもなく、なんとかレトルトパックの白米をレンジでチンし、買った刺身で夕食にした。やはり美味しかったな。
読んでいるパトリシア・ハイスミスの『ゴルフコースの人魚たち』、今日は「クリス最後のパーティー」というのを読んだ。これはあまり感銘も受けなかったかな。夜寝る前は『鳥の生活』。この夜で「音感」の章を読み終わり（ちょっと終盤は学術的すぎて、読み飛ばし気味）、これからは「ソロ、デュエット、コーラス」の章になる。
