ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-08-16(Wed)

 昨日眼科医で処方してもらった目薬、それなりに効き目はあるみたいで、けっこう楽になった。ただそんなにすぐに全快するというわけもなく、まだしばらくは目薬のお世話になるだろう。

 台風は日本海に抜けて行き、これで今年の夏も台風といっしょに去って行ってくれるのかと思っていたら、天気予報をみてもこれから先、そ~んなに最高気温が下がるということもないみたいで、今週も来週も33℃とか34℃などの数字が並んでいる。せめて最高気温も32℃になれば「少し涼しくなったかな?」という気分になれそうなものだが。

     

 今日は買い物に出かける必要もなく、一日を家の中で過ごした。昼食は、冷蔵庫のもやしがもう傷みそうだったので、キャベツと豚肉を加えてインスタント麺の「焼きそば」にした。
 前にも書いたかもしれないが、このインスタントの焼きそばはけっこうわたしの好物で、生麺の焼きそばに比べると倍近く高いし、「インスタント」といってもつくる時間は生麺でつくるときとほとんど変わりはないのだが、その生麺と違った味わいが好きで、ストックをいつも欠かさないようにしている(生麺の焼きそばも「それはそれ」で買うのだが)。それが今の「値上げラッシュ」の中でこの春から5袋のパックで百円以上高くなってしまっていて500円を軽く超え、「それは買えないなあ」と思っていたのだが、つい先日、北のスーパーのとなりのドラッグストアで400円以下(税抜き)で売られているのを見つけ、喜んで買って帰っていたのだった。
 ちょうど今日、ネットに「人気のインスタント麺(袋麺)ランキング」という記事があり、読んでみるとこの「焼きそば麺」、それ以外はみんな「ラーメン」という中で、7位にランクしていたのだった。まあわたしだって「あなたのいちばん好きな袋麺は何ですか?」と聞かれればやはり、この「焼きそば麺」を挙げることだろう(ちなみに、そのランキングで1位は「サッポロ一番みそラーメン」だったが)。

 午後からは「Prime Video」のスターチャンネルで、シャンタル・アケルマンの『囚われの女』を観た。
 先日観た『不滅の女』のアラン・ロブ=グリエ監督の作品をつづけて観てもいいのだが、ロブ=グリエ監督作品は「Prime Video」だけの契約で観ることができるけど、シャンタル・アケルマン監督の作品(全部で5本アップされている)はスターチャンネルでしか観られず、スターチャンネルは9月初めで解約するつもりなので早めに観ておきたいと思ったのだ。それに『不滅の女』がわたしにはあまりに良かったので、余韻に浸るというか「彼の作品のお楽しみはちょっと<お預け>」という感じもある。

 夕食は2日前の夕食と同じく「レバニラ炒め」にした。ニラは1束買うとわたしには3回の料理に使えるので、まだまだ1回分のニラが残っている。次は「ニラ玉」でもやってみようか。

 寝る前は分厚いナボコフの『賜物』をついに読み始めたのだけれども、その第1章の冒頭は主人公がついに詩集を出版し、その詩集の詩を主人公が紹介しながら、それが主人公の幼年期の歩みを語ることにもなっているのだけれども、かたちとしては物語が展開されるのではなく、しかもナボコフらしいややっこしい比喩が連続もしてくるので、読んでいても頭に入らない。読んでるんだかただページをめくっているだけなのかわからないまま、ようやく主人公が知人のパーティーに出かけて、物語が動き始めるところまでを読んだ。