ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-10(Mon)

 今日は月曜日なので、「ふるさと公園」へと歩く。この日も晴天で暑くなりそう。
 外に出て歩きはじめると、何だか自分の足取りが軽いように感じられた。実は最近は外を歩いていてもちょっと足元が不安定に感じたりして、やはり仕事を辞めて半年も経って仕事のときのように歩き回る機会もなくなってしまい、足が弱ってしまったのかなとは思っていたのだが、この日はそういうことを意識しないで歩けた。これは昨日ワインを飲んだせいではないかと、本気で思った。
 適量の飲酒、特に赤ワインを飲むことはよく「健康にいい」と言われていることは知っていて、だから昨日も赤ワインを選んで買ったのだけれども、わずか一日で、これだけ元気になったことを感じるだけの効果があらわれるなんて、ちょっと驚きではあった(まあまだ「赤ワイン」の効用だと決まったわけでもないが)。

 この日は「ふるさと公園」に入ってさいしょの池に、白いサギがいるのが見られた。この池には最近はまったく鳥の姿も見られなくって、鳥の来訪はすっごい久しぶりのことだ。
 しかし異様なほど首が長いなあ。クチバシも黄色いので、その身体の大きさからも「コサギ」ではない。「チュウサギ」よりも大きい感じで、「ダイサギ」かもしれない。サギ類は最近はこのあたりでは「コサギ」か「アオサギ」のどちらかしか目にしないので、珍しいお客さんだ。

     

 この日も「コブハクチョウ」の家族の姿は見られなかったが、いつも「コブハクチョウ」の姿が見られた場所の近くの木陰に「カワセミ」ではないかな?という鳥の姿があった。けっこう遠いところの木の影にいて、目視では黒いシルエットしかわからないのだが、大きめの頭、長いクチバシなど、「カワセミ」の特徴が確認できる。写真を撮って帰宅してから確認してみたら、羽根の青い色も映っていて、間違いなく「カワセミ」だった。

     

 「ふるさと公園」を出て、近くのドラッグストアへ行ってみるが、以前はこの店では食パン1斤68円で売られていて、どこよりも安いからこの店で買っていたのだけれども、この日見たら82円に値上げされていた。ちょっとショックだ。もっと安い店があるかもしれないから探してみよう。
 ただ、この店にむかしよく買った安いワイン、「王様の涙」というのが売られていたので、「もっとワインを買っておこう」みたいな気分で買ってしまった。ワインの中でも最も安く、味も悪くなかった記憶があるのだ。
 それで駅のそばのコンビニで、昨日買ってみた「いかなんこつ」がとっても美味しかったので、また買ってしまったのだった。さらに帰宅してからAmazonで「いかのなんこつ」を検索までして、けっこう大量に注文してしまった。あとで考えたら、やっぱり安いモノではなかったのだが。

 帰宅してテレビの昼のニュースなど見ると、この日も北九州で豪雨になっていて、川が氾濫して濁流になっている様子などがライヴで映されていた。わたしが生まれた町も報道で登場し、役所からの生放送など行われていた。被害が出なければいいが。

 話は違うけれども、テレビで報道されている最近の事件で気になっている事件があって、札幌のススキノのホテルで宿泊客が首を切断されて殺害されるという猟奇的な事件があり、被害者といっしょにホテルに入って先に出た人物も、被害者も、女装していたらしい。
 ちょうど昨日ヒッチコックの『サイコ』を観て、モデルにされたエド・ゲインのことを思い出し、その連想から同じエド・ゲインをモデルにした猟奇犯の登場する『羊たちの沈黙』をも思い出したのだけれども、その映画の中で犯人が「女装のメイクをした男の首」を大きなビンにアルコール漬けにしていたことを思い出してしまった。それで思ったんだけれども、こんどのススキノの犯人も『羊たちの沈黙』のバッファロー・ビルのように、被害者の首を「アルコール漬け」にして保管してるんじゃないかと思った。犯人はおそらく被害者とはあまりかかわりもない人物ではないかと思えるし、手がかりも探りにくいだろうし、捜査もむずかしいんじゃないかと思った。まあまだ事件の全貌もわからないなか、勝手放題を書いてしまったが。

 それでこの日のヒッチコックは、『鳥』なのであった。わたしがむかし観て記憶しているのは、ただ「鳥が人間を襲う」ということだけだったが、そこになかなか難儀な「人間ドラマ」も描かれていたのだった。ただ単に「パニック」を描くだけでないところ、さすがにヒッチコックだなと思った。