ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-06-30(Fri)

 この日で、2023年という年も半分終わることになる。ほとんど無為な前半だったけれども、7月になるといろいろとやることがある。
 まずわたしは来週には国分寺の「てんかんクリニック」へ行き、脳波検査などをやらなければならない。そしてニェネントくんもまた、「手術後半年」経過の健康診断を受けに電車で出かけなければならない。あと、そろそろ「ハローワーク」にも一度行って、先のことも考えて自分の状態などを説明しておいた方がいいだろう。

 さて、昨日注文したスマホが、今日の午前中に早くも到着した。まあ一度も現物を見ることなく買ったわけで、梱包を開けて初めてのご対面となった。

     

 今までのスマホよりひとまわり大きい感じで、重量もけっこうずっしりと来る。カメラのレンズもメインカメラのものとマクロカメラのものと2種類が並んでいる。前のスマホでいちばん不満だったのが、カメラの画質が落ちることだったけれども、新しいスマホのカメラではそのあたりの不満が解消されるだろうか。カメラに満足出来るようだと、今使っているデジカメはあまり使わなくなるかもしれないな。

 とにかく、新しいスマホが来れば、次は前のスマホからデータを移行させる作業になるけれど、今までやったことのない作業だからうまく行くことやら。とりあえず旧スマホのデータのバックアップの方法などを読み、どうも実際にデータ移行を行うにはmicroSDカードを用意しておいた方が良さそうだと、Amazonで注文した。ついでに新しいスマホ用のスマホケースも注文。
 まあまだ古いスマホも使えるのだから、あまりあせらずにじっくりと取りかかろうと思う。「急いては事を仕損じる」とは言われている。

 今、『熊 人類との「共存」の歴史』を読んでいるわけだが、今日読んだところは「クマとの距離を出来るだけ縮めようとした人々」の章で、それは「人間とクマはいっしょに暮らすことも出来る」という思い込みで行動した人々なのだが、その章のさいごに、20世紀末に活動したティモシー・トレッドウェルという人物のことが書かれていて、その人物は人生をクマの保護に捧げた人で、クマの中でも特に獰猛な「グリズリー」を相手にした。
 彼はクマと、友達のような関係を築くことも出来ると証明しようとしたかのような生き方をし、まったく無防備にグリズリーに近づく映像を撮ってテレビにも出演して有名になる。野生動物の専門家たちは彼のやり方に反対の声をあげた。
 そして2003年に彼がガールフレンドと共にクマの棲息地へ行ったとき、2人は1頭のグリズリーに襲われて殺され、部分的に食べられたのだった。実はその様子はティモシーのカメラに音声だけ記録されていて、2人の断末魔の悲鳴とクマの声とが聴けるという(わたしはYouTubeで聴いてしまったけれどもね)。

 彼のことはヴェルナー・ヘルツォークが『グリズリーマン』というドキュメンタリー映画にしていて、その映画はいろいろな賞も受賞しているという。
 日本では未公開らしいが、「ひょっとしたら?」と検索すると、「U-NEXT」で日本語版が視聴出来ることがわかった。
 ちょうど明日からまた「U-NEXT」と契約するつもりでいたから、ヒッチコック映画を観始める前にまず、その『グリズリーマン』を観てみようかと思う。

 時間があるので「Amazon Prime Video」で何か観ようかと思う。明日からは「U-NEXT」配信の映画を一ヶ月たっぷり観続ける目算でいるから、これで当分「Amazon Prime Video」はお休みになるだろう。「U-NEXT」と契約する一ヶ月間は「Amazon Prime Video」は解約しておこうかとも思ったけれども、まあ大した額ではないし、「Amazon Prime」はVideoを見る以外にも特典もあるので、そのままにしておくことにしたが。
 それでこの日は「クマ」に興味を持ったので、「クマ」を追ったドキュメンタリーを観ようかと思った。たしかホッキョクグマを追った『北極のナヌー』という作品がむかし評判だったおぼえもあり、ナショナル・ジオグラフィックの映画だからクオリティも高いことだろう。この日はその『北極のナヌー』を観ることにした。