先週動物病院へ行き、ニェネントくんへの飲み薬を処方してもらって一週間。飲み薬もなくなったので、また病院へ行こうかと思うのだが、けっこう「こめかみ」の状態も良くなったようだし、この日は天気予報で午前中に雨も降るというので、「もしも雨になったらもう病院へ行くのはやめてしまおう」と思うのだった。
しかし病院の診療が始まる時間にも外は快晴のようだし、ニェネントくんのこめかみを見ても、わたしが見た感じでも「あとちょっと」だな、というところなので、わたしのお散歩も兼ねて、動物病院へと行くのだった。
今日はニェネントくんもそこまでいやがることもなく、先週のように「にゃあにゃあ」とキャリーの中でなき続けることもない。
いつも行く駅のそばのスーパーの前を通るとき、スーパーの旦那さんがキャリーの中を覗き込むようにされるので、「ネコなんです、これから病院！」と話をする。このスーパーの旦那さんと話をするのは初めてのことだな。
病院に到着。先生に診てもらい、「うん、あと少しですね。また一週間分お薬を出しておきましょう。また来週見せて下さいね」ということで、来週も通院することが決定したのだが、診察台の上に乗ったニェネントくんの体重が4.5キロと表示されていて、「なんだ、まだまだスリムだな。もっと体重増えてもいいのに」とは思う。わたしの考えでは5キロでもいいような気がする。
病院の帰りにスーパーの前を通り、また旦那さんに会ってしまい、「薬もらって来週も通院ですよ！」と話をし、店の入り口にペットキャリーを置かせてもらって、チャンポン麺とか焼きそばとか、ポテトチップスなどを買って帰る。
今日買ったポテチはけっこうデラックスなヤツで、普通に買うと安くても一袋150円ぐらいするみたいだけれども、さすが安売りのスーパー、その半値以下ではあった。
帰宅してニェネントくんをキャリーから解放してあげて、わたしは残っていたご飯で「キムチチャーハン」をつくって昼食にする。
午後からは先日から始まっているＷＢＣで、この日の昼は「チェコvs中国」の対戦があるので「見たいなあ」と思っていたのだが、YouTubeで「スコアボード表示だけで実況中継するライヴ放送」をやっていたので、それを見るのだった。
わたしはもちろんチェコを応援しているのだが、チェコには野球のプロ選手などいるはずもなく、み～んな「学校の先生」だとか、「消防士」とかとの「二足のわらじ」で活動されているという。
わたしが見始めた（聴き始めた）ときには、なんとチェコが「4-1」でリードしていて、「きゃ～！チェコが中国に勝てるんじゃないの！」と喜んでいたのだが、７回の裏に中国が４点ゲットして、「4-5」と逆転されてしまった。「もはやこれまで」かと思っていたのだが、チェコのさいごの攻撃の９回表、ワンアウトながら２人のランナーが出たところで、ムジクという選手（いい名まえだな）がなんと「３ランホームラン！」大逆転を果たし、さらにこのあと１点を追加し、「8-5」と３点もリードして、９回裏の中国の攻撃を０点に抑えて見事に「大勝利！」
ライヴ映像がなかったとはいえ、わたしも充分に楽しんでしまった。あとでこの３ランホームランのときの映像を見たが、スタンドでチェコチームを応援していたチェコの人たちは、もうここで肩を抱き合って「涙、涙」なのであった。いいなあ（実は、下馬評ではチェコは１勝も出来ないのではないかとも見られてもいたのだから、わたしも最高にうれしい）。
それで夜は、皆が「宿命の対決」とかまで言っている「日本vs.韓国」戦だった。わたしは夜は早く寝るし、そこまでに興味もないので７時ぐらいまでしか見なかったが、日本のダルビッシュ投手が打たれて、３点を献上したのはちょっとショックだった。
夜中にケータイでチェックしたら、それでも日本はその後大逆転して、「13-4」で圧勝したらしい。なんか今回のＷＢＣ、全体に「大味」というか、まだ予選プールのＣグループもＤグループも始まってないけれども、ＡグループとＢグループと、ちょっと野球というには「大量得点」のゲームが多い。日本も入っているＢグループなんか、すべてのゲームは勝者は８点以上ゲットしているわけだ。
もうちょっとこう、「1-0」とか「2-1」とかいう、シブいゲームを見たいなあ、という気もちもあるのだが。
