ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-02-03(Thu)

 また仕事に休みを取った。実はこの日は特に病院へ行くとかいう用のない日で、休む必要などこれっぽっちもなかったのだが、なぜか(間違えて?)前に「2月3日は休ませていただきます」と連絡を入れていたらしく、あとで昨日の2月2日に通院で休みをいただきたいと連絡したとき、「では2日と3日と続けてお休みですね」と確認され、「あれ?」とは思ったのだけれども、「まあいいや、休んじゃえ!」ということにしたのだった。
 であるからして、昨日今日と休んで明日仕事に出ると、翌日は土曜で日曜と連休、そして月曜日は眼科医へ通院するので休むわけで、また3連休になる。ちょっと休み過ぎではないかと思うけれども、それが来週火曜水曜木曜と仕事に出ると、金曜日がまた祝日で休みなわけで、日曜日までまたまた3連休になってしまう。もう、このところずっと、半分ぐらいは休んでいる感じである。

 休みなら休みで、やらなければならない「課題」も山積しているわけだけれども、けっきょく、午前中に電車に乗ってふたつ向こうの駅まで買い物に出かけただけの一日になってしまった。
 その買い物の帰り道、また「野良ネコ通り」を歩いたけれども、この日はネコたちに出会うことはなかった。ウチのそばで、アスファルトの道を散策するハクセキレイに出会ったぐらい。

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 帰宅してネットを閲覧していると、モニカ・ヴィッティが亡くなられたというニュースに出会った。90歳。

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 モニカ・ヴィッティといえば真っ先に、ミケランジェロ・アントニオーニの「ミューズ」だったという印象があり、アントニオーニ作品でのモニカ・ヴィッティはあまりに素晴らしかった。わたしにとって、「女優」という存在で思い浮かぶのは、まずマリー・ラフォレであり、そしてモニカ・ヴィッティであった。マリー・ラフォレは、どちらかというとそのルックスに惚れて「この人こそ女優!」という気もちになったのだが、そういう意味ではまさに「演技する女優さん」ということで惚れたのは、このモニカ・ヴィッティだろうかと思う(マリー・ラフォレだって『国境は燃えている』みたいな素晴らしい作品があるわけで、「演技がダメ」ということはないのだが)。そのマリー・ラフォレもまた、2年ほど前にお亡くなりになられていて、こうしてモニカ・ヴィッティもいなくなってしまうと寂しい。
 アントニオーニ作品でのモニカ・ヴィッティは、ただただアンニュイな雰囲気の、虚脱な女性だった印象があるけれども、そんなアントニオーニ監督から離れると、けっこうイタリア映画的なコメディ作品でコメディエンヌを演じられることも多かったようだ。そういう彼女のコメディ作品は今ではまるで日本では観ることはできないけれども、ジョセフ・ロージー監督がトチ狂って撮った怪作『唇からナイフ』では、ダーク・ボガードテレンス・スタンプと楽しすぎる共演をされていて、わたしの大好きな作品である(DVDも持っている)。
 今日はモニカ・ヴィッティを追悼して、その『唇からナイフ』を観ようかと思ったが、やはりココはアントニオーニ作品でのモニカ・ヴィッティを観たいと思った。多分『情事』はどこかに録画したものがあると思うけれども、今は急に『赤い砂漠』をこそ観たくなってしまい、Amazonで注文してしまった。

 そのAmazonで注文したとき、「Amazon prime」への無料お試しに勧誘され(まあ以前からAmazonをチェックするたびに広告が出てきていたのだが)、ついつい「とりあえず一ヶ月のお試しをやってみようか?」と、入会してしまった。
 今はこういう「動画配信サービス(サブスク)」があれこれと存在し、わたしもどれかしらに入会してもイイとは思っているのだけれども、例えばビートルズの『Get Back』も観たいとは思うが、コレは「ディズニープラス」でしか観られないし、その『Get Back』を観てしまえば、それ以外の「ディズニープラス」で配信される作品など、きっとどれも決して観ることはないだろうと想像がつく(これは前にも書いたことだったが)。
 いちおうわかっているのは、U-NEXTが無料配信作品数も圧倒的に多くって良さげなのだけれども、会費が高いのが気になる。なんだか会員になればポイントがけっこう付加されて、他のサブスクと大差なくなるよ、とはいうのだけれども、ではなぜさいしょっから会費を安くしないで、<ポイント>などということで「けっきょくは安いですよ」というような、悪徳商法じみたことをやっているのかということが気に食わない。
 あとはやはり、今では「オリジナル作品」の豊富なNETFLIXが気になるわけで、例えばデヴィッド・フィンチャーの『マンク』とかはココでしか観られないわけだ。

 とにかくは今日、「Amazon prime」を選んだわけだから、その内容をみて、「無料視聴期間」に観たい作品を出来るだけ見尽くして、それから「ど~しよ~か」決めようか。