ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-15(Sun)

 夜中に、このあたりにも「大雨警報」が出されたとの通知がスマホに届いた。朝に起き出してパソコンをみると、この地域に警報が出てるから確認しておくようになどと言っている。外はたしかに雨が降っているけれども、そこまでに激しい雨ではないようだ。
 まあ先日この地域の「ハザードマップ」を確認してあるし、ウチの周囲の地形からも「水害」ということはまず起こり得ない(強烈な豪雨になれば、となりの盛り土の上に建っている隣家の盛り土が雨水を含んで崩壊し、建物がウチにそっくり崩れ込んで来ることがないとはいえないが)。でもいちおう警報通知を確認してみて、「最悪どんなことになるか」みたいなマップも見てみたが、このあたりではやはり手賀沼、そしていつもわたしが立ち寄る「ふるさと公園」、その上流のJRにかかる川が増水するおそれがあり、その周辺が「ヤバいよ」という。それからウチから我孫子駅へ歩く国道沿いで「浸水」のおそれがある地域もあると、その地域が地図で水色に塗られていた。う~ん、たしかに高低差の大きなこの地域で、国道沿いに「このあたりはずいぶんと国道よりも低いところに家並みがあるな」というところもあったし、危ないのはあのあたりなのだろうと思った。まあウチのあたりは安泰だと思っていていいだろう。

 今日は日曜日だし、出来れば買い物に行きたい。9時ごろにはけっこう雨も小やみになって来ていて、スマホの「雨雲レーダー」をみると、このあたりはちょうどそのとき雨の地域の境界ぐらいのところにあり、どうもしばらくはそんなに強い雨になりそうもなかったので、意を決して北のスーパーに「お買い物」に出かけた。
 雨はもうほとんど小雨だったけれども、歩く道の側溝からは雨水があふれ出していて、やはり「それなりの雨」だったのだなあと思った。これからまた大雨になるかもしれないのだが。

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 買い物から帰宅してしばらくしたら、また雨が強くなってきた。いいタイミングで買い物に出たものだと思ったが、リヴィングの窓から外を見ていて、「強い雨」と「それほどでもない(普通の)雨」との識別法(見分け方)がわかった。ウチのリヴィングの窓の外は「駐車場」というか、アスファルト敷きになっているのだけれども、そのアスファルトの端のところに水たまりができるような雨だと、「こりゃあけっこう強い雨だな」ということだ。通常程度の雨ならば、こういう水たまりはできないのだ。

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 今までいつも、無意識にそういう窓の外の雨模様を見ていたのだけれども、そういう水たまりができるかどうかというのが、ひとつの雨の強さをはかる目安になるとは意識していなかったな。

 午後から、昨日届いたミヒャエル・ハネケのDVDボックスセットの中から『The White Ribbon白いリボン)』を観ることにした。どうも休日の午後というのは午睡タイムでもあり、横になって観ているうちに眠ってしまい、さいしょの20分ぐらいと終わりの20分ぐらいしか観なかった。まあ「観た」などとは言えないのだが、英語字幕で観て「わからないことはないな」というか、「だいたいはわかる」というところだった。
 しかしあとで考えて、その「だいたいはわかる」というのがくせもので、全部完璧に理解出来てるわけでもなく、「それじゃあダメだろう」と思うのだ。せっかくこうやって英語字幕で観て、つまりは「英語の学習もしよう」と思っていたのが、な~んにも学習意識、学習意欲もなく「だいたいわかるね」などと思って、だらだら観ていたのでは何にもならないのだ。
 だから、観ていれば「これは?」という意味の解らない単語も字幕に出て来るわけだけれども、それは「憶測」ですませるのではなく、これを機会に「お勉強」すべきなのだ。
 つまり、英語字幕で映画を観ながら、知らない単語、意味の解らない単語(もしくは熟語)が出てきたら、いちど全部ノートに書き写す。その都度そんな単語を辞書で調べるのではなく、いちど映画を最初から最後まで観て、いちど解らない単語をすべて抜粋する。
 映画を観終えたあとに辞書を出してきてすべての不明語を調べ上げ、それを終えたらまた映画をさいしょっから観直す。そういうやり方がいいんじゃないかと思う。
 まず「解らない単語」を抜き出すのに、上映時間の倍ぐらいの時間がかかるとして、2時間の映画なら4時間(いやいやいやいや、もっともっとかかるかもしれないな)。それからそんな単語を辞書で調べるのに低く見積もって1時間。2時間かかるかもしれない。それでもういちど映画を観て2時間。合計8時間かな~。上映時間の4倍。まあ、そのくらい時間をかければ「映画を観ながら英語の勉強をしたぜ!」という気分になれるだろうか? でも、一週間に1本観るのがせいいっぱいだろうな。がんばろう!

 もうひとつ、今インターネットで読んでいたアルチュール・ランボーの「アフリカ時代」の評伝(けっこうな長編だった)を読み終えた。たしかに資料的には貴重なものだとは思ったのだけれども、こういうこと(感想)を率直に書くのは難しい。つまり、やはりリアルに「著述業」ではない方の記述には疑問もつきまとうというか(これはわたしの書いているこの日記~ブログにダイレクトに返ってくることだろうが)、「そういう読み方でいいのだろうか?」とは思いながら読み終えたのだった。今はそのことを仔細に書こうとは思わないが、けっきょく「他の資料」を読みたいと思うことになり、むかし角川文庫で出ていた『ランボオの手紙』、それと「アフリカ時代」のランボーの評伝では評価の高い鈴村和成氏の『ランボー、砂漠を行くーアフリカ書簡の謎』を注文してしまった(2冊買っても1500円ぐらいのものではあるし)。わたしはもうちょっと、ランボーのことを考えてみたい(今からフランス語を学ぼうとは思いませんが)。

 暗くなる頃にはまた雨もやんでしまったようだったけれども、このあたりではまた明日も、そして明後日も雨になるという予報だ。けっこううんざりである(西日本の被災地の方々は大変な苦労をされていることと思うが)。