ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-07-05(Mon)

 今日もやはり梅雨空で、出勤のときもわずかに雨が降っていた。まだ傘をさすほどでもなかったのだけれども、これが勤務先の駅で降りてみるとけっこうな雨が降っていて、傘が必要になるのだった。
 先週の水曜日には、曇天とはいえどもかろうじて雨の降らない一日だったけれども、それからは連日雨の降る日がつづいている。スマホで週間の天気予報をみると、今週いっぱいは連日傘マークがついている。日曜日にはかみなりマークまでついている。なんか、これだけ雨の降る梅雨というのも、近年になかったような気がする。もう水害などこれ以上起きなければいいが。

 仕事の帰りは、月曜日なので南のドラッグストアに寄り、「ふるさと公園」を抜けて帰るコースを取る。
 ドラッグストアへの道を歩いていると、わたしの前の雨に濡れた道を一匹のネコがノコノコと横断して行くのが目に入った。以前はこのあたりにも野良ネコがときどき見かけられたものだったけれども、もう一年以上このあたりでネコの姿を見たことはない。「おそらくは初対面のネコだろう」と、少し早足でそのネコが進んで行った道の方に行ってみた。
 道の脇に駐車場があり、そこに黒白ブチのネコがいましたね。体はそんなに大きくなく、ひょっとしたらまだ子どもなのかもしれない。「野良ネコ通り」のヒゲ殿下のように立派なヒゲ模様があり、なかなか精悍な表情をされておる。「元帥」という感じだな。また会えるかどうかわからないけれども、このコの名まえは「元帥」だな。とにかくは元気でいてほしい。

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 ドラッグストアで半額になっていたインスタントの冷やし中華などを買い、「ふるさと公園」へ。
 雨が降っていて釣りをする人の姿もなく、葦や雑草、水草の生い茂る池のほとりは、「公園」というよりも郊外の湿原みたいだ。

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 「今日は雨も降っているし、コブハクチョウの家族もどこか見えないところに行ってるかもな」とか思いながら歩いていたのだけれども、いましたね。また池から上がって広い芝生の方に来ていた。今日は人もいないからもうハクチョウ家族の貸し切りというか、思いっきりくつろいでいるみたいだった。

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 今日は雨だったけれども、新顔のネコには会えたし、リラックスしたコブハクチョウの家族の姿も見られたし、なかなかに満足な日になった。
 帰宅して、昼食は昨日のカレー、夕食もまたカレーである。まだまだ少なくとも3皿分ぐらいは残っているので、今週はカレー・ウィークということになるだろう。

 テレビを見ていると、昨日の都議会選挙の結果に関する番組ばかり。けっきょく、「都民ファーストの会」がひとり負けし、自民党立憲民主党日本共産党などが議席数を増やした結果になったのだけれども、「もっともっと大幅に議席を減らすだろう」とみられていた「都民ファーストの会」は、予測に比してはけっこう持ちこたえたというところで、「倍増するだろう」なんていい気になっていた自民党はそういう意味では「負け」。自民党内では「これでは秋の衆議院選挙はどうなることか」と心配する声が拡がっているという。
 だいたい、「COVID-19対策」「東京オリパラ対策」といい、何ひとつとしてうまく進行している政策がないのが今のスカ内閣で、さいしょは順調に進行するのかと思われていた「ワクチン接種」さえも、ここにきてワクチン供給がとどこおり、もはや「新規予約」もかなわない状態になっているわけだ(おかげでわたしも、いったいいつになればワクチン接種が可能になるのか、今はまるっきしわからないのだ)。
 「東京オリパラ」は中には開催に賛成な人もいるわけで、自民党もそのあたりをうまくやればいいものを「有観客開催」にこだわり、「無観客開催」だね~、と言っていた「都民ファーストの会」に票を奪われてしまうのだ。
 今はもうすでに海外選手団、スタッフらの来日も多くなっているのだけれども、政府だか組織委員会だかのいう「バブル方式」なんて、ぜ~んぜんうまくいってないこともバレバレになってしまった。これでは「東京オリパラ」開催によって「COVID-19」や「変異株」がどんどん拡がり、「世界のアスリートが集合して競う場」ではなく、「世界の変異株が集合する場」になってしまう。
 もうあと2週間ちょっとでオリンピックの方は始めてしまうらしく、いまだに政府や組織委員会は「有観客」でやるのか「無観客」でやるのか決定していない。なんやねんというところだが、その「開会式」というのが、23日の午後8時スタートで、当初の予定では午後11時までという予定だったらしく、それもまた「COVID-19禍」の今の日本で行われるイヴェントなのかよ!(飲食店は午後8時までの営業なのに!)と信じられない思いもするのだが、それがさらに「COVID-19禍」を慮って時間を延長し、終了するのは午後11時半になるという。

 そのオリンピック開会式のセレモニーだけれども、これは日本が世界に向けて「コレよ!」というのをみせるイヴェントになるのだが、当初決まっていた野村萬斎氏を中心とする演出チームは去年の年末に解散させられ、その後決まった何とかいうCMディレクターだかは、くっだらない案を出していたのがすっぱ抜かれて辞任してしまったし、そのあとはいったいどうなってしまっているのかさっぱりわからない(野村萬斎氏ならばそれなりのセレモニーを演出してくれたろうと思うのだが)。
 噂では、練習をしているという国立競技場周辺には、コンピューターゲームのBGMが漏れ聞こえてくるといい、どうやらそういう、「文化もアートもへったくれもない」恥かしい白痴的なショーをやらかしそうだ。まあスカ首相とかが見て喜ぶようなショーだろう。世界的に、舞台関係者が見たら「日本は何をやっているのか」と言われることになるのではないか。ま、日本はもう「そういう国」なわけだけれども。

 そんな午後の報道バラエティ番組を見たあと「何か映画でも観ようか」ということで、「GYAO!」でニコラス・ケイジニコール・キッドマンとが共演しているサスペンス、『ブレイクアウト』という映画を観た。