リヴィングで映画を観ていて、仰向けに寝転がって観る姿勢を取るとニェネントが寄ってきて、わたしの胸の上によじ登ってきて「にゃ～」となく。ニェネントはぜったいにわたしのひざなどに乗って来たりしないし、撫でてやろうとしてもだいたいは逃げて行くのだけれども、ベッドでのようにわたしが仰向けになっているときだけ、こうやって寄ってきて「わたしのかわいい飼いネコ」に変身するのだ。
今日は気温が上がった。報道では東京で２１℃まで上がったと言っていたが、わたしの部屋の寒暖計は、夕方にはなんと２５度℃あたりを示していた。シャツ１枚でちょうどいい、初夏のような気候だ。外に出たらどんな感じだったろうかと思うけれども、今日は一歩も外に出ることはなかった。また明日には気温も10℃ぐらいに下がってしまうという。
新しい電子レンジが届いて４日になる。せっかくだからもっといろいろとレンジを使えばいいのだけれども、どうもこのところちゃんと料理をしようという気分でもないし、そもそもわたしは最近でもレンジはトースター代わりに使ってばかりだったので、あまりレンジを使うというモティヴェーションが出てこないでいる。今日も料理らしい料理もやらなかったけれども、夕食に炒飯をつくり、そこでいくつか電子レンジを使う機会をつくった。
ひとつは、冷凍してあったイカを解凍するのにレンジの「解凍機能」を使った。前の電子レンジは特に、いちばんに「解凍機能」がダメになってしまっていたわけで、長いこと「今日は夕食にコレを料理に使おう」というときは、昼からその素材を外に出して「自然解凍」させていたわけだった。今日は解凍させる素材を皿に取り、メニューを選ぶ。同じ「解凍」でも、メニューには「解凍あたため」と「解凍」と「半解凍」とがあり、まあ何となくわかるけれども「どう使い分けるのよ？」というのがまだピンと来ない。とりあえずは普通の「解凍」メニューを選んでスタートボタンを押す。ちゃっちゃっといい具合の時間でかわいいチャイムが鳴り、解凍終了。出してみるとまさに「解凍」されていて、あったりまえなのだけれども、ちょっとうれしい気分になった。わたしは単純だ。
あと、前に「炒飯をやる前にご飯をチンするといい」と読んでいたので、とにかくはやってみる。それが良かったのかどうかわからないけれども、けっこううまく出来た。
わたしの炒飯は、卵はそれだけで別に軽く炒めて、あとでご飯類といっしょに炒めるという作り方。フライパンの温度をそんなに上げられないと思ったら、ご飯にナマの卵をまぜるとびちゃびちゃになるというのが、わたしの学んだことだ。どんな料理にせよ、卵をまぜるときはいっしょにグチャグチャ炒めるのではなく、別に卵は卵でそれだけで軽く炒めて、あとでいっしょにするのだ。
今日は「GYAO!」の無料配信映画で、サミュエル・フラーの『裸のキッス』と、意外と今の「COVID-19禍」と関連させて観ることも出来た『カサンドラ・クロス』とを観た。一日に２本の映画を観るのはいいのだけれども、ここに「感想」を書くのが大変なのだ。適当に書けばいいのだけれども、わたしは記憶力に問題を抱えているから、しばらくすると観た映画のことを何も思い出せなかったりする。そんなとき、観たあとに観た映画のことを思い返しながら文章にまとめる作業というのは、わたしの頭脳に良い働きをすると思う。「数独」パズルをやるよりもよっぽどいい。
これから、その今日観た映画のことを書かなければならないから、今日の日記はこれでおしまい。
