ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-21(Sun)

 朝起きて食事をして、「今日は朝の早いうちに映画を観てやろう」と思い、6時ぐらいから「GYAO!」で無料配信されている『ムーンライト』を観た。早い時間に映画とか観ると、なんだか時間を得したような気分になるが、ふだんはただダラダラと過ごしているからそう思うのだ。
 映画のあとはテレビで、「さわやか自然百景」をみる。この番組はけっこう毎週みているが、この朝は北海道の野付半島の冬に生活する動物たち。この半島はオホーツクの海に飛び出た「砂嘴(さし)」という地形で、人は住まない。ほとんどが平地で強い海風を受けるので、極寒の地だけれども雪があまり積もらないという。それで、いろいろな動物が草などの食物を取りに集まってくる。さらに、そんな動物を狙ってノスリやミミズクなどの鳥、そしてキタキツネなどもやってくるのだ。流氷に乗ってゴマフアザラシも流れてくる。15分の短い番組だけれども、毎週日曜日の朝のアクセントになる番組だ。

 つぎは、スーパーの開く時間を見計らって買い物に行く。日曜日はバナナ、そして肉まんは定番。今日はそれプラスもやしやキャベツ、ミックスナッツ、たまごなど。がんもどきが賞味期限が今日までで半額になっていたので、夕食は前につくってお手軽でおいしかった白菜との煮物にしようと、これも買う。

 帰宅して昼すぎまではダラダラ過ごすが、朝観た『ムーンライト』をもう一度観たくなり、最初からまた全部観た。
 今日はずっと映画を観たりテレビをみたりで、映画のあとはニュースとかをみて、そのあとは「世界遺産」という番組。この番組も毎週みている。今日はカナダのウッドバッファロー国立公園で、この広大な国立公園の土地は絶滅の危機にあったアメリカ・バッファローを保護するためにつくられたという。でもみていると、そんな雪原の中で群れをなしているバッファローたちを、オオカミの群れが襲うのである。逃げ遅れたバッファローをオオカミたちが仕留める映像。「バッファロー保護地なのにこういうことがあってもいいのか?」と思うわけだけれども、もうある程度バッファローの数も増加しているし、「自然の摂理」として許しているらしい。
 あと、湿地帯の川にビーバーがつくった「世界最長」のビーバー・ダム。全長850メートルもあるのだ。

 「世界遺産」をみたあとは、予定通りに「白菜とがんもの煮物」をつくって夕食。ちょっとつくりすぎたのを全部食べて、いささか満腹になってしまった。このところチョコレートとかの間食の量が増えているし、わたしもニェネントのように太るのではないかと思う。

 今日はテレビでそんな「自然」のドキュメンタリーばかりみる。つぎは「ダーウィンが来た!」で、たいていこの番組の時間はもうわたしはベッドに寝ているのだけれども、この日は「キノコ」の特集というので、「それはみたい」ということになった。まあいろいろなキノコがみられるだけでも楽しいのだけれども、キノコと粘菌の関係だとか、キノコと天候(雨)との関係など、面白い話が聞けた。
 こんな風に、日曜日はドキュメンタリー番組が並んでいて、わたしは一週間でこの日曜日だけ、毎週みるテレビ番組が決まっているのだ。

 わたしがテレビをみているあいだ、ニェネントはわたしの後ろで、洗濯したタオルを畳んだ上で丸くなって寝ている。最近このタオルの上が気に入っているようで、わたしがフッと自分の後ろをみると、いつもタオルの上でニェネントが丸くなっている。「じゃあしばらくはタオルは片づけないで、そこに置いたままにしてあげよう」ということにした。

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 そういえば、COVID-19のワクチン接種が日本でもちゃんと始まったらしい。ただ、その数はまだまだ少なく、まずは医療従事者からということ。とりあえず「約束通り」に接種を開始したぜ、というところで、これが普通の人たちの接種が順調に始まるのはまだまだ先のことになるだろう(まずは高齢者からだという)。
 だいたいスカ首相は目に見えるCOVID-19対策など何もやらずに「コロナに打ち勝つ」みたいな精神論を語るだけなのだが、その「コロナに打ち勝つ」ということの根拠とは、このワクチンのことらしい。つまりアメリカの製薬会社から取り寄せるだけのことで、こういうのは「政策」と呼べるものではないだろうし、「ワクチンが来ればもう<緊急事態宣言>なんか解除だぜ」みたいな、「ワクチンがあれば東京オリンピックパラリンピックだって開催するね」というような「脳天気さ」を感じる。けっきょく、スカ政権の政策でやったことなど何もないのではないか。このワクチンだって、あとになれば「実は〇〇〇億で買ったのだ」みたいな話も出てくることだろう。
 スカ首相は、映像プロダクション会社で部長をやっている首相の息子が総務省の幹部を接待して、費用はすべて映像会社が持っていたことが週刊誌に暴露され、総務省幹部は最初は「記憶にない」と逃げていたのだけれども、同じ週刊誌から録音された音声が出てきて、もう否定するわけにいかなくなっている。これは大きなスキャンダルに発展しそうだし、そもそも総務省幹部は相手が「首相の息子」であることから断ることも出来なかっただろうといわれ、まあいろいろあるのだが、首相の責任だって問われなければならないことだろう。
 総務省幹部2人は実質更迭されたようだけれども、首相の息子だってその映像会社を解雇されるべきではないのか。というか、若い頃にはミュージシャン志望だったのが途中入社でその映像会社に入社し、部長にまでなっていたというその「首相の息子」、その出世の背後には「菅義偉の息子だから」ということがはたらいていたのではないのか。そして、そのような「自分の父の威光」で仕事をすすめていたというのであれば、実のところ、じっさいにはオヤジと同様に「無能」なのではないのかとも思える。
 前のアベ首相のときは、その夫人がいろいろとメチャクチャやっていたのをアベ氏が隠し通していたわけだけれども、今度のスカ首相は自分の息子である。こういう、首相の身内が好き勝手やって、それを首相がかばいつづけるという事態、この国は親族優先の北朝鮮のような国になっていたのかと思ってしまうのである。