ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-20(Sat)

 朝はまず、土曜日だからピーター・バラカン氏の「ウイークエンド サンシャイン」を聴くのだが、この朝は先日亡くなられたチック・コリアの特集だった。チック・コリアは、わたしがちょうどジャズにのめり込んでいた時期に、マイルスのアルバムに参加したり、売れに売れたアルバム「Return To Forever」をリリースしたりと、めきめき頭角をあらわしてきたミュージシャンだった。「Return To Forever」のアルバムが発売されたのが1971年だったというから、ちょうど今から五十年前のことだ。まあこのあたりからいわゆる「フュージョン」などというものも派生して、このあたりの音楽はつまらなくなってしまったのだった。やはりわたしにとってチック・コリアがいちばん印象に残るのはマイルスの「In a Silent Way」かなあ。
 どうせUSBにエアチェックしているから律儀にその場で聴かなくてもいいのだけれども、いちおう番組をほぼ全部聴いてから、「Go To Park」&「お買い物」にお出かけ。今日も雲ひとつない青空で、昼には四月ぐらいの陽気になるといっている。

 今日は土曜日で仕事も休み。それで20日なので駅の方のドラッグストアでは、某ポイントカードにたまったポイントが1.5倍に換算されて使える。わたしはこういうのにすぐ騙されるわけで、けっこうポイントがたまっていて1.5倍するなら3千円ぐらいになる。まったく現金を使わずにそれだけお買い物が出来るのはやはりうれしいので、午前中にそのドラッグストアに出かける。で、ウチからドラッグストアに行くにはやはり「ふるさと公園」を突っ切って行く。今日はどんな鳥に出会えるだろうか。
 前に「ふるさと公園」に来たときには、ほとんどカモたちの姿は見られなかったのだけれども、この朝はかなりの数のカモたちがいた。

 それでわたしは「カモ」というと「マガモ」か「カルガモ」かぐらいしか知らなかったのだけれども、この日撮ったカモたちの写真をあとで見て調べてみると、今まで「マガモ」とばかり思っていたヤツらも、実は「マガモ」というわけでもないらしいことがわかった。
 例えば、このたくさん群れているカモたちは、頭部がツートンカラーになっていて、ワンカラーのマガモではない。このカモは「ヨシガモ」というらしい。

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 そして、このカモはクチバシの先が黄色くなっていて、これが「カルガモ」なのだ(わたしは「カルガモ」というのは全身が茶色いカモだと思っていた)。仲が良さそうだ。

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 そして今日も、コブハクチョウは華麗な姿を見せてくれていた。

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 このほかに、シラサギ、オオバンなど、いつもの顔ぶれだ。
 池のふちを歩いていると、その池の対面で三脚などを立てて、カメラを同じ方向に構えている人たちの姿が見えた。ひょっとしたら珍しい鳥がいるのかもしれない。ああいう「野鳥撮影家」になると、もう一日仕事だからなあ。わたしはあくまでこのチープなデジカメで撮れる範囲で、偶然出会った野鳥を撮影できればいいのだ。自分の<分>をわきまえることが大切だ。

 公園を出てドラッグストアに着き、またチョコレートとかを買うのだが、ポイントがあるからと、電池シェーバーを買ってしまった。こういうのはオモチャみたいなもので、あんまり性能も剃りごこちも良くないのはわかってるんだけれども、「ま、いいや」と買ってしまった。こういうのが「ポイント換金」の良くないところだ。でも、使えるポイントはちょうどピッタリぐらいにほぼ全部使い終えた。

 帰り道はまた公園を通って帰ったのだが、来るときにいっぱいいたカモたちやシラサギ、そしてハクチョウらはみ~んな姿が見えなくなっていて、ただオオバンたちばかりが池を泳いだり、岸辺でエサをついばんだりしているのだった。
 いつも通る道ではない、公園の駐車場のある方の道を行ってみると、そこにはけっこうおしゃれなオープン・カフェもあった(まだ営業してなかった)。

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 そして、駐車場から出るところでは梅の木が並んでいて、もう満開になっている木も見受けられた。春である。

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 帰宅してのんびりとして、昼食をとり、そのあとはまた「数独」をやったりして無為に時を過ごすが、夕方からはテニスの「全豪オープン」の女子の決勝、大坂なおみvs.ジェニファー・ブレイディをしっかり全部見てしまった。大坂なおみ、貫禄の勝利ではあった。
 夕食のあとは何とか読書に励もうとしたけれども、けっきょくほとんど読めないままニェネントくんと遊び、寝てしまったのだった。