ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-03(Fri)

 目覚めて時計を見たら3時半だった。「ああ、今日は金曜日だからまだ仕事に出なければならないのか!」と思う。出勤時間を気にしないで寝ていたいが、仕事のことを考えればもう起き出さなければならない時間。いやいやベッドから起き出した。今朝もほとんど肌寒いくらいに涼しい。
 テレビをつけると、お気に入りの「トラムの旅」をやっていたのだけれども、これが4時になると変なバラエティ番組に切り替えられ、ガックリした。誰も早朝から変なバラエティなんか見ようなんて思わないのだから、いつもの「ノー・ナレーション」のドキュメント映像を流してくれればいいのだ。

 今日も一日「雨」だというが、わたしが家を出たときには雨は降っていなかったが、仕事先の駅で降りると多少の雨。一日を通して「もう雨もやんだな」ということもなく、ずっと降ったりやんだりの空模様だった。予報では明日もこんな天気という。わたしは週末には「お洗濯」をしたいのだというのに。
 この日はわたしと同じ時間帯で勤務している「同僚」がとつぜんの「体調不良」で欠勤され、本社からピンチヒッターの方が来られた。そのことで仲のいい設備の方と楽しいやり取りがあったのだけれども、どういうことかと説明すると社内事情もあって長くなるのでやめておくけれども、職場で「楽しいこと」があった、というのも、最近では絶えてないことではあった。

 帰り道は「野良ネコ通り」を歩いた。曇天だけれども、雨はやんでいた。駐車場の車の上に「ハナクロ」がいた。いつものようにゴロリと寝っ転がっているのではなく、身を起こして凛とした姿だった。やはり「ハナクロ」は(わたしには)カッコいいネコだ。今、(もちろんニェネントくんは抜かして)わたしがいちばん愛するネコである。愛おしい。

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 このまま抱きとめて、ウチに連れて帰っていっしょに暮らしたいものだとも思う(むむ、ニェネントくんとの相性はとっても悪そうだけれども)。わたしはいちばん最初に「ハナクロ」を見たとき、実は「いやあ~、可愛くないネコだなあ」とは思ってしまっていたのだけれども、何度も何度も会っているうちに、「こういうネコこそがいっちばんかわいいな!」と感じるようになった。いつまでも、元気な姿をわたしに見せてほしい。

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 帰宅してテレビをつけると、スカ首相が自民党総裁選に立候補しないと決めたということで大騒ぎをしていた。2~3日前からそういう憶測も流れていたし、本来このような無能なやからが自分の無能さの自覚もなく、継続して自民党総裁=日本の総理大臣をやろうとすることが異常なのだと思う。このことは、安倍前首相時代から10年近くにわたって政権を担ってきた「自由民主党」という存在のクサレぶりと深く関わった事象だろう。
 どうやら報道を見聞きしていると、つまりは党内での調整に失敗し、立候補のための踏み台が取っ払われてしまったためのようだ。まあこの2~3日の彼の迷走ぶりを見聞きしていると、「やっぱり無能だったな」と思うしかない。それで今日の昼の記者会見で、「コロナ対策と(総裁選の)選挙活動には莫大(ばくだい)なエネルギーが必要で、両立はできない。感染拡大を防止するのに専念したいと判断した」と語ったのだ。
 ‥‥最後の最後まで、人を愚弄した言質だ。いったい今までの首相就任してからの一年間、どれだけの「感染拡大防止」に尽力したというのか。まずは「Go Toキャンペーン」をやって感染をひろめ、あれだけ「中止を」との声のあった「東京オリンピックパラリンピック」を強引に開催させ、案の定海外からの変種ウィルスの国内流入を止めることはできなかった。ただただ「ワクチン接種」だけが彼のいう「防止対策」だったが、東京での若い人たちへの「抽選接種」というナンセンスな事態や、昨日わたしが地元クリニックで聞いたように、今は以前よりもずっと「ワクチン接種」を受けるのは困難になっているのだろう。感染者の「入院措置」という、誰が考えてもあったりまえの医療手段を放棄させ、「自宅待機」=「自宅放置」という方策を実施させたのもスカ首相である。
 今は(いちおうワクチン2回接種を終えた)わたしでも、「感染したらどうしよう」という危機感は以前よりもずっとずっと増している。これらすべて、スカ内閣がまるで「感染拡大を防止」しようとしなかったからではないのか。

 おそらくは、自民党総裁~総理大臣の座から退いたあとも、「元」という肩書きから自民党の党内でのそれなりの発言力を持ちつづけることにもなりそうに思うが、ここは来るべき「衆議院選挙」で落選し、もう二度と「国政」の場にその顔を見せることなくなっていただきたい。それが「史上最低の総理大臣」のエンディングにふさわしい。
 まあ、スカが首相を継続したまま「衆議院選挙」に突入し、自民党が惨敗するザマこそが見たかったのだけれども、これで自民党も多少は持ち直してしまうことになるのか。次の総裁が誰になるにしても、騙されてはいけない。

 昨日から読み始めて、「あと少し」だった蓮實重彦の『見るレッスン』をちゃっちゃっと読み終えて、次はなぜかアンドレ・ブルトンの『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』などを読み始めるのであった。
 昼食には「早く食べておかないと、もう食べる機会がなくなってしまうぜ」というインスタントの「冷やし中華」をちゃっちゃっとつくり、「室内干しでもいいから」と週課の洗濯をやり、夕食は「何にしようか」考えるのもめんどうなので、しばらく前にコンビニの抽選でもらった「カップ麺」を食べた。まあ昼食べた「冷やし中華」の方が美味しかったかな。それにやはり「塩分過多」。とにかくは、家の中から「カップ麺」のパッケージが消え去ったので「善し」としよう。