ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-06(Sat)

 月曜日から昨日まで5日間、しっかり「断酒」していたのだけれども、今日はちょびっと飲んでしまった。言いわけじみたことを言えば、別に禁断症状で指が震えてきたとかいうことでもなく、「ちょっとだけ飲んですぐにやめる」つもりで、かなり薄めた水割りをグラスで一杯飲んだだけで、じっさいにそれっきりでそれ以上飲んだわけでもないし、「もっと飲みたい」と思ったわけでもなかった。いちおう、「酒を断つ」という目論見はうまくいっているものと認識している。

 外は晴天で暖かそうなので午後から洗濯したが、けっきょく今日は買い物にも出かけず、一歩も外に出ない一日になった。
 酒を飲まないことにしているので口寂しくなるだろうと、いろいろな菓子を買い込んである。たいていはチョコレート類なのだけれども、食べ比べてみて、やはり美味しいものとそうでもないものとがある(あたりまえだ)。そして、やはり美味しいチョコというのは価格も高いのだった(あたりまえだ)。
 ただ、チョコレートというものはネコには有害なので、(まあそんなことはしないのだが)食べかけのチョコをテーブルの上に置きっぱなしにしないように気をつけるのだ。

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 「電子レンジ」のことをいろいろと検討する。「これはどうだろう」というような機種について、その機能やユーザーレビューなどを読み、それぞれの長所、短所を考える。
 わたしは今使っているレンジと同じような機能を持っていればいいとは思っていたのだけれども、まずわたしが今の電子レンジを買った頃には実はそれなりにリッチなところもあって、当時としてはけっこう高性能のものを買っていた可能性もある。それで考えてみたら、付加されているいろいろな機能でまるで使っていない機能が多い。というか、ほとんど使っていないのだ。今使っているのは普通のレンジ機能、そして「生もの解凍」、それとトースト機能ぐらいのものでしかない。その機能を引き継いでくれるようなレンジが欲しいとは思うけれども、トースト機能が付加された電子レンジはたいていはとたんに多機能になる。それでユーザーレビューを読むと、トーストにはけっこう時間がかかるようなことが書かれている。
 今使っているレンジで食パンを焼くと、せいぜい3分ぐらいでいい焦げ目がついて美味しく食べられるのだけれども、今売られているものでトースト機能付きで2万円以下のものは、パンを焼くのに6分以上かかるようなことが書かれている。それはちょっとつらい。
 考えてみれば、そんなレンジ機能だけのシンプルな電子レンジならば1万円以下でも買えるわけで、それとは別にオーブントースターを買えば、レンジに付加されたトースト機能よりもずっと高性能だろう。どうせあれこれの機能がいっぱいついていてもまったく使わないことは目に見えているわけで、つまり「シンプルな電子レンジ」プラス「オーブントースター」と別々に買えばいいように思うようになった。あとの問題は設置場所が二ヶ所必要になるわけで、そこさえクリアできれば、その方が機能的でもあり経済的でもあるように思える。もうちょっと考えてみよう。

 読んでいる『世界動物発見史』で、かつて人間は新種の動物を発見するとその動物を虐殺しまくり、あげくにその種を絶滅させてしまうという例をいくつも読んだのだけれども、今日読んだオーストラリアでの話も強烈だった。
 オーストラリアには他の大陸にいない「有袋類」が多く住んでいるのだけれども、19世紀のオーストラリアへの入植者、移住者らはそんな有袋類動物らを「害獣」として、どんな種類の有袋類も射殺しまくり、そんな動物らの水飲み場には青酸カリをまいたのだった(ひどい)。フクロオオカミやカンガルーには賞金までかけられて皆が虐殺し、残っている1906年の記録では、その一年間に20万頭のコアラ、25万頭のオオカンガルー、そして300万頭のクスクスが虐殺されたという。けっきょくこの大虐殺でフクロオオカミフクロネコは絶滅してしまったが。コアラ、カンガルー、クスクスも危ないところだったのだ。
 しかし、彼らはコアラを見て「かわいらしい」、「とても殺せない」とは思わなかったのだろうか。

 今日は「GYAO!」の無料配信映画で、キアヌ・リーヴス主演の『コンスタンティン』を観た。けっこう面白いのだった。