ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-01-16(Thu)

 仕事からの帰り道、ウチの近くの木の上にスズメがたくさんとまっていて、チュンチュンと鳴いていた。ずいぶんとたくさんいるので、写真を撮ろうとカメラを向けると、みんな飛び立ってしまった。それでもそばの屋根の上にけっこうな数のスズメが残ったので、なんとか写真を撮った。

     f:id:crosstalk:20200116130603j:plain:w500

 事故を起こしたバイクのドライバーの方から電話があった。ひとつにはわたしのその後の容態を尋ねられて来られたのだが、わたしが先週「供述書」を取られたこと、その警察のやり方に疑問、不満があったことを伝えると、彼の方にも同じような鬱屈した警察への不満があったようで、おかげで損害補償会社からの補償額が減らされたことなどへの疑問を聞いたし、その期間は聴かなかったが免許停止の処分を受けたということだった。
 わたしが供述書を取られたときにも、事故はあの朝の「霧」こそがいちばんの原因だろうと語り、わたしの側に落ち度はなかったことを強調しつつも、例えばわたしの着ていた霧に紛れるようなグレーのジャケットのせいもあっただろうし、ドライバーもあんな早朝に人が外を歩いているとは想像しなかったところもあるだろうと語ったわけだけれども、そういう情状酌量はなされなかったようだ。ドライバーの方に同情する。

 今日は事故を扱った損害保険会社からも連絡があり、わたしの勤め先からの「休業損害証明書」が届かないので、最終的な賠償金が振り込めないとのことだった。まあわたしの場合「派遣社員」ということで、普段勤めている勤務先にはわたしの所属する会社の社員は常駐していないから、去年のうちに会社の方に郵送しておいたもの。その時点ではわたしが「いつまで仕事を休むか」とか「いつまで通院するか」など確定してはおらず、「今送っておいてちゃんと保管しておいてくれるだろうか?」というような不安もあったのだけれども、どうもその不安が的中してしまったようだ。
 会社の方に連絡したら「今見当たらないので探して、今日中に連絡する」ということだったが、夕方になって連絡があり、けっきょくまだ見つからないが、わたしの勤務先を担当する社員が持っている可能性もあるのでもうちょっと待ってくれ」ということだった。

 先日「脳波検査」で異常がないことがわかり、「これで交通事故の件も<一件落着>だな」と思っていたのに、どうもそういうわけではないようだ。

 それとは別の今の悩み、顔や頭の「皮膚炎」のことで、仕事の帰りに地元駅前のクリニックへ寄った。先週、顔に塗布する軟膏をちょっと強いものに替えてもらったら、顔の症状は劇的に改善され、もう顔の赤みを気にしなくてもよくなったわけで、あとは頭皮の炎症というか「フケ」の治療になる。これも軟膏を塗布して治療するのだが、髪があるので軟膏を塗りにくい。医師は「誰かに塗ってもらうといいのですが」というが、わたしにはそういう「誰か」はいないからね。

 『溝口健二の人と芸術』、『グリム童話集2』を読み終えたので、大判の本は以前読み始めたカフカの『ミレナへの手紙』に戻り、文庫本は本棚にアルトーの『演劇とその分身』があったので、それを読み始めた。アルトーの世界観の原点がどこにあるのかわからずに迷う。あと、アルトーの『ヴァン・ゴッホ』の文庫本もあったので、先日ゴッホの映画を観たこともあり、寝る前に読もうとする。
 昨日YouTubeで半分観た『ある映画監督の生涯』を観終えた。