ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-11-29(Fri)

 金曜日になった。月曜日からこの日まで、ただ金曜日になることを待ち焦がれて労働している気がする。朝から「あと数時間拘束されたらわたしは自由だ」と思ってウキウキしている。しかも今日は久々に晴天。雲ひとつない青空だ。それでも気温は低く、もはや「冬」本番になった気分だ。

 仕事が終わり、「さあ今日はどうしよう?」という感覚。帰りに乗換駅で下車して、そばの本屋で前から買いたかった『普通の人々』という本を買った。副題が「ホロコーストと第101警察予備隊」。いかに当時の<普通の人々>がホロコーストに加担してしまったのか、という書物だと思う。

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 今の日本でも、自分のことを「普通の日本人」とする人物がとんでもないレイシストであったりする。この本はそのあたりとは別の問題だろうとは思うが、やはり「レイシズム」、そして「保守・反動政権」に寄り添う人たちのことを、多少は知ることが出来るだろうか。

 この本屋では、キャッシュレスだと5パーセント値引きだというのでSuicaを使おうとしたのだけれども、よくわからないけれどもそんなに簡単に使えるわけでもないらしく、けっきょく現金で支払った。

 それから「衣料」。もうすっかり冬になってしまった。今は昔から着ているセーターを着ているが、ひょっとしたら10年以上着つづけているこのセーター、いいかげんボロボロになっている。「もう新しいのに買い替えよう」と、となり駅で下車し、「オーソドックスなデザインの衣服ならこの店よ」というUNIQLOに立ち寄り、今着ているセーターと同じようなセーターを買った。
 もう一軒、「ここは衣料品は安いよ!」という店にも行き、室内でうろちょろ出来るズボン(というのかな?)を買った。

 そのまま帰宅して、けっきょくこの金曜日は「お買い物」の金曜日で終わってしまった。さっそく買って帰った衣服に着替えたが快適で、まあ冬はこれからが本番だし、「もう少し<冬の衣料>を買っておきたいな」とは思うのだった。