ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-03-02(Sat)

 このところ「金がないね~」と理由をつけてダラダラしているのだが、今日も5月のRosasのふたつの公演のチケットが売り出され、ついつい「早く買っておかなければ売り切れてしまう!」と申し込んでしまい、コンビニで払い込む。もちろん、いちまんえんを超えてしまうチケット代である。
 するとメールに国立劇場からの案内が届いていて、三月歌舞伎公演の「積恋雪関扉」が当日券で観ることが出来ますよ!という案内で、むむむ、わたしは<歌舞伎>というものをナマで観たことはないのだけれども、「積恋雪関扉」は、観たい(これは<常磐津>の名曲でもある)。「行ってみよう」と思うのである。また貧乏神と親しくなりそうだ。

 今日は昼に我孫子のスーパーまで買い物に出て、「まぐろの切り落とし」を買って帰った。もちろんほとんどはニェネントのためで、わたしもその<おこぼれ>にあずかろうという気もちである。帰宅して、「ニェネントくん! 生きていてよかったね! あなた、今日は<まぐろ>ですよ!」と出してあげると、超高速で食いついてくる。ニェネントが肉塊を床に引きずり下ろしたときにゴミがくっついたので、そのゴミを取り払ってやろうと手を伸ばすと、「あなた! コレはわたしの好物なのだから手を出さないでよね!」とばかりに、そのマグロをくわえて和室の方に吹っ飛んで行ってしまった。どうも、ニェネントのいちばんの好物は<まぐろ>なのではないだろうか、と思うのだった。
 わたしもちょこっとお相伴にあずかったのだけれども、うん、たしかにコレはおいしいのだ。

 さて、しばらくやっていない「ホームシアター」をやってみようと、ヴェンダース監督の「アメリカの友人」を観ようと思っていたのだが、本棚の奥を探ってみると、ハイスミスの原作本が見つかった。もちろんその内容はまるで記憶していないので、まずは来週からでもこの<原作>を読み、そのあとにヴェンダースの映画を観ることにした(わたしは、原作のある映画は出来るだけ、原作の方を先に読んでおきたいという立場)。
 夜になって「何か録画してある映画を観たい」という気分で、「せいぜい90分ぐらいでエンタテインメント的に楽しめる映画がいい」と思うのだが、いつもこの条件を満たすのはアルフォンス・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』で、今日も久しぶりにこの映画を観た。やはり堪能。

 映画を観終わって、あたりをウロウロしているニェネントを抱き上げてかまってやるのだが、ニェネントが「あんた、しっつこいんだよ!」と逃げて行ったあと、わたしの服はニェネントの抜け毛ですっごいことになっていた。

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 三月になって、もう季節はすっかり春。これからは黒い服を着るのはたいへんだ。「コロコロ」は必需品だ。
 寝るときに、また「遊んでよ」とやって来たニェネントを抱き寄せると、その右目に少量だけれどもヤニがたまっていて、ちょっと充血があるみたいだ。ちょっと心配。明日は日曜日だから動物病院も休診だけれども、明日も同じような状態だったら、月曜には動物病院に行かないといけないね。