ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-07-24(Sun)

 ネットをみていて、8月に開催される「ちょっと気になる」舞台公演に「行こうか」という気になり、ついつい予約してしまった。
 もうずいぶん長いこと、舞台公演というものに足を運んだ記憶もなく、この日記で検索すると、さいごに舞台に行ったのは2年半前の「文楽公演」なのだった。2年半も舞台を観ていないというのもちょっと驚きなのだけれども、もうそれだけの時間を経てしまうと「舞台とか観に行きたくもないな」という気分もある。特に、ちょうど3年前に池袋で観た、ある演劇公演での「イヤな思い出」もあり、一種そういう、「最先端」を行くような「演劇」への(老人くさい)嫌悪感というものも生まれてきている。
 実は今回の演劇公演に行こうかと思ったのは、その公演日が一日だけなわけで、その会場でいろいろと知人に会えるだろう、という期待もあるのだ(主催するのも、わたしの知っている人である)。

 わたしもずいぶんと長いこと、知人友人と会わない生活をつづけているわけだけれども(しばらく前に、「何十年ぶり」に会うという昔の友人と再会したが)、やっぱり「知人友人と会って、思いっきり飲んで語りたい」という欲求はあるのだろう(なんだかそれでは、純粋に「舞台」を観たいという目的ではないではないか、という疑念はあるが)。
 しかし一面で、やはり人と会うのは「めんどくさい」。もうそういう「ひとり」での生活に慣れ切っているわけだし。
 けっきょく、その8月の公演の日、「やっぱり行くのや~めた!」と、家に閉じこもる可能性も大いにある。どうなることだろうか。

 今日は日曜日で、毎週のように午前中に北のスーパーへ買い物に行く。このスーパーは、今の「コロナ禍」の前は毎週木曜日が「全品1割引」の日にされ、わたしも毎週木曜日に買い物に行っていたのだけれども、その「コロナ禍」のあとは、どこのスーパーも「特定の日に客が集まる」ような、曜日限定のセールはやめてしまっていた。
 でも最近になって、そういう「割引」というのはかたちを変えて復活しつつあり、2駅向こうのスーパーでは、毎週木曜日か日曜日に買い物をすると、次の週に「全品1割引」になるクーポン券を発行してくれるし、今日行ったウチの北のスーパーも、(それが日曜日限定なのかどうかわからないが)千円以上の買い物をすると、次回にまた千円以上の買い物をすると100ポイントのTポイントを付加してくれることになっている。まあ、千円ギリギリぐらいの買い物をすれば、ほぼ昔の「全品1割引」と同じになる(以前はアルコール類は割引対象にはならなかったが、今の「Tポイント付加」なら、アルコール類を買っても使えるからうれしいかな?)。
 まあ千円ぐらいの買い物は「お決まりのルーチン」だし、足りなければ、ニェネントくんの保存できるネコ缶とか買えばいいのだ。というか、「出来るだけ千円ギリギリぐらいの買い物」をするのが、いちばん「お得」ではあろう(と考えながら、スーパーの戦略にハメられてしまうわたし)。

 先週の日曜日、このスーパーで買って帰った「めばちまぐろの切り落し」をニェネントくんと分けて食べ、それが何だか異様においしかったもので、「今週もやってみようか?」と、いろんな刺身の切り落としをパックした「海鮮盛り」というのを買った。
 帰宅してすぐに冷蔵庫にしまっておいて、夕食の時間になって、そのパックを冷蔵庫から出す。‥‥むむむ、やはりその匂いはパックされていてもネコ類には「お見通し」なのか、それまで押入れの奥で引きこもっていたっぽいニェネントくんがすぐに飛び出して来て、その「盛合せ」のパックを持ったわたしを下から見上げ、「にゃ~ん!」と啼くのである。ニェネントくんは、つい2時間前に「夕食」を平らげたばかりだというのに。

 ここはニェネントくんへのサーヴィスで、特にニェネントくんの好きな(と、わたしが勝手に思っている)サーモンを中心に、パックの三分の一ぐらいはニェネントくんのお皿に盛ってあげた。
 それでわたしの夕食といっしょに、同時に並んで食べはじめたが、ニェネントの食べるのは早い早い。ほんとうに「あっという間に」食べてしまい、しょうがないからわたしの皿から追加して譲ってあげ、まあほとんどパックの半分はたいらげてくれた。こんなに熱心にガツガツ食べてくれると、わたしもうれしくなるからいいのだ。とにかくはこうやって、ニェネントくんと並んで、いっしょに食べるのはうれしいことだ。

 わたしの場合、先週食べた「めばちまぐろ」はとっても美味しかったのだが、この日の「盛合せ」は、ちょっと「イマイチ」だった。まあもともと海鮮類の美味なスーパーマーケットではないわけだし、次はやっぱり「めばちまぐろ」にしよう。

 この日は、大相撲の名古屋場所の千秋楽だった。逸ノ城照ノ富士が3敗で並んでいたが、逸ノ城が勝って照ノ富士が負け、逸ノ城の初優勝となった。テレビで解説の北の富士氏が、「逸ノ城の笑顔が見られるだろうか」と語っていたあと、控えにいた逸ノ城がニコッと笑っているところがテレビにも映り、わたしもニッコリしてしまった。
 序盤戦であんだけ「ダメダメ」な相撲をみせていた正代は、「予想外」にその逸ノ城に勝ってからは調子に乗り、最終的には「10勝5敗」という、まあ大関としては合格だろうという成績で、み~んなを仰天させたわけだ。北の富士氏も「わたしは解説失格だ」と詫びていた。
 わたしのひいきの栃ノ心は、12日目に7勝5敗と、勝ち越しに王手をかけていたのに、それから3連敗で負け越してしまった。残念無念なり。

 この日はいい写真がないので、ちょっと前に「野良ネコ通り」で撮った写真で。この、車のかげで前足をのぞかせているのは、はたしていったい誰でしょう?