ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-02-17(Sun)

 このところはしばらく、寝る前に「楽しい鉱物学」という本を読んでいる。職場で「捨てる」というのを譲り受けて来た本で、まるで知らない分野の学問ではあるのだけれども、たしかにこれは「楽しい」といえるだろう。わたしも、どこか近場で鉱物採集の出来るスポットに旅行してみたいとも思うようになった。

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 同じく今ちょっとずつ読んでいるノヴァーリスも「鉱物学」を学んだ人でもあり、この「楽しい鉱物学」にも、海外にはどの国にも鉱物ファンが多いのに、日本での鉱物ファンの数は少ないようなことが書かれていた。ノヴァーリスの時代のドイツにはそういう傾向が強いのか、例えばあのゲーテも「鉱物学協会」の代表だったらしいし、ホフマンには「ファールンの鉱山」という作品があった。「楽しい鉱物学」の著者の堀秀道氏は、日本では宮沢賢治に鉱物にふれた作品があることを指摘しておられた。
 新宿の紀伊国屋ビルの中にはそういった鉱物標本を売っている店があることは知っているけれども、やはり山とか川とかの自然の中に出かけて行って、そこで自分の手で「これは<黄銅鉱>?」とか発見出来たら、どれだけ楽しいことだろうと空想する。そういうのを<ロマン派>というのかな?

 昨日は風邪のひきはじめの症状が出て心配したのだが、玉子酒を飲んで暖かくして寝て、今朝目覚めたときには風邪の兆候もみられず、とりあえず一安心した。この日は上野へ出て「博物館動物園駅」での指輪ホテルのインスタレーションを観ようかと思ってもいたのだけれども、大事を取って一日ウチでゴロゴロすることにした。ゴロゴロして時間をつぶすのは得意技である。いちおう、食パンの在庫もインスタントコーヒーもなくなったので、昼前にスーパーの「O」まで買い物に出た。意外と、日曜日の午前中だからか、あれこれと安いものが並んでいた。「おでんセット」が安かったので、「今夜は<おでん>ね!」と買って帰った。これで肉とかも安くなっていればいいのだけれども、どうも今はどのスーパーも、肉類は以前ほど安くならない。