ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-12-21(Sat)

 ついに「冬至」を迎えた。この日で昼の時間が一年でいちばん短くなり、これからはだんだんに日が長くなりはじめるのだ。もちろん、だんだんに暖かくなりはじめるということはなく、寒さのピークはまだ一ヶ月ぐらい先のことになる。
 でもこの日はけっこう暖かくなって、ニュースでは東京も16℃まで気温が上がったと言っていた。

 わたしはこの日、今まで知らなかった「地球影」という現象のことを知った。これは晴天時の日の出前や日の入り後に、太陽と反対側の地平線上に地球の影があらわれるという現象のこと。その地球影の上部にはピンクや薄紫の帯状の部分があらわれ、これはビーナスベルトと呼ばれるという。
 じつはわたし、3日ほど前に日暮れどきに北のスーパーへ行き、途中の歩道橋の上から東の空を見たとき、「陽が沈んだのは西側だけれども、その反対側の東の空もけっこうピンクっぽく見えるのだなあ」などと思っていたのだった。そして今になって思えば、たしかに地平線のあたりだけは暗くなっていたように思う。つまりそれが「地球影」で、その上のピンクっぽく見えた部分が「ビーナスベルト」だったのかもしれない。
 そんな、「地球影」についてこの日新しく知って、「ああ、それって2~3日前に見たよ」な~んて言うとすっごくウソっぽいというか「そりゃあちがうよ」ってところだろうけれども、何となく「わたしは『地球影』を見たのだ」という気分になってしまった。
 下に、その「地球影」の写真を載せておきます(この写真は「奈良観光JP」からお借りしています)。

     

 今日も午前中に北のスーパーへ買い物に出かけ、出かけるときにまた、「ウチのそばにスズメたちがいるだろうか」と思ったのだけれども、今までスズメたちがいたあたりには気配がなかった。そしたらそばの家で庭の木の枝の剪定をされている方たちがいて、「それで今日はスズメたちもいないんだな」と思った。
 でもちょっと歩くと、その反対側の空き地の車の影から、いっせいにスズメたちが飛び立ってきた。かなり数が多くって30羽ぐらいはいたんじゃないかと思う。そうか、人を避けて、反対側に来ていたのか。
 たいていは空き地のとなりの家の屋根の上に行ってしまったが、何羽かはわたしのそばの木の枝にとまって、それ以上逃げて行かないのだった。

     

     

 スーパーはもう、入ってすぐのところに「おせち」コーナーがつくられているのだけれども、まあわたしには無関係な世界だ。でもわたしは毎年、好物の「酢だこ」だけはちょびっと買っていたものだった。今年も、わたしが食べ切れそうな量のが売っていれば、やはり買うだろうな。
 タコはとっても頭のいい素晴らしい生物だとは思っていても、やっぱり食べてしまうわたしなのだった。
 この日もとなりのドラッグストアの「半額」コーナーで「詰め替え用インスタントコーヒー」を買い、今日はパスタ用の「レトルトミートソース」が置かれていたのも買ってしまった。しばらく前に市販のミートソースは好きじゃないと書いたばかりだけれども、半額なら自分でつくるのと価格的に変わらないし、つくる手間を省きたいとき用だ。

 昼間にテレビを見ていたら、何かドラマが始まったようで、そのドラマの出演者が声を荒げて怒っている。「こういうテレビは見たくないんだよな」と思ったとき、そのドラマが『おむすび』の週間ダイジェストなのだと気づいた。
 わたしは『おむすび』という番組、ネットであれこれ言われているように内容がどうとかというのではなく、今見たように出演者が他者に怒りをぶっつけるというようなシーンが多すぎて、それで「もう見るのはやめよう」と決めたわけだったが、今になってもやはり同じように、見ていても神経をトゲトゲさせるような演出をやっているのかと思い、「ほんっとうに最悪のドラマだなあ」と、あらためて思うのだった。こういうドラマを見ると気分が悪くなってしまう。そういう内容はいつまでも変わらないようだから、二度と見ないように気をつけようと思うのだった。

 午後から、先日『ミリオンダラー・ベイビー』を観たからというのもあるけれども、フレデリック・ワイズマン監督の『ボクシング・ジム』を観るのだった。
 自分では「観たことはないはず」と思っていたのだけれども、観ているうちに「あれ?これは観たことがあるぞ」と、思い出してしまった。調べてみると、去年の4月に観ていたことがわかった。ちょっとその去年の4月に観たときの感想を読んでしまったので、感想がうまく書けそうにないが。