ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-06-15(Sat)

 夜中(早朝)に目が覚めて、それで今朝は胸に痛みがあるとかの症状はなかったのだけれども、眠れないままにあれこれと考えてしまい、それからはほとんど寝ないままに外は明るくなってしまった。
 いちおう、今のわたしの症状は「狭心症」の疑いが濃いのだけれども、起きて調べてみると、ウチの近くの「市民病院」の循環器科はけっこうその道の「オーソリティ」らしくもあり、ホームページの記述もしっかりしていてわかりやすかった。その記述によると、「カテーテル治療」でも入院期間は4日ぐらいのことらしい。検査で「カテーテル治療」では済まされないとなると、もう別の病院を紹介され、どうも「死ぬか生きるか」という問題になってしまうようだ。
 それを読んで「腹をくくれた」というか、「4日ぐらいの入院ですむのなら受け入れよう」という思いになる。おそらく「途中帰宅」も認められるのではないかとも思えるし、ニェネントくんの「ごはん」の問題も、「ちょっとだけ絶食して待っててよ」ぐらいの感じですみそうだ(「途中帰宅」が認められれば、だが)。

 わたしは以前にも「狭心症」で治療を受けたことがあったはずで、「そのときはどんなだったのだろうか」と、過去の日記を検索すればいいのに、そういうことをやらないわたし。

 とにかく、月曜日には市民病院で診てもらおうと思う。基本、「予約」があればスムースに行くだろうから、午前中には電話して聴いてみよう。「狭心症」というのは生命の危険がある疾病でもあるから、「すぐに来て下さい」ということになる可能性もあるだろう。ま、今さら一日ぐらい待つことになってもわたしゃ構わないが。

 それでこの日は朝早くっから、となり駅で乗り換えた先のシネコンで、黒沢清監督、柴咲コウ主演の『蛇の道』を観る予定を立ててある。「生命の危険がある重病」かもしれんというのに、危機感が足りてない(まあ、起きているときに症状が出たことはないわけだけれども)。

 映画の上映は朝の8時20分から。1時間見越して、7時ちょっと過ぎに家を出た。この日も晴天で、また「真夏日」になるらしいけれども、まだ8時前だとちょうどいいぐらいの気候ではあった。
 電車を乗り換えて、映画の上映されるシネコンのある駅に到着するとまだ8時前で、そもそもシネコンのあるショッピングモール自体がまだオープンしていないのだった。

     

 近所のコンビニに寄ったりして時間をつぶし、8時になったのでシネコンへ行く。さすがに朝の8時台の上映は客も少ないというか、そもそも『蛇の道』がさほどヒットしてないゆえか、上映スクリーンの中には十人ほどの観客しかいなかった。
 それで上映が始まってみると「あら、冷房が効き過ぎだよね」という感じで、けっこう肌寒いのだった。外では半袖TシャツだけでОKだけれども、上映中は上に羽織るシャツがあると良かったかな(そのうちに気にならなくなったけれども)。
 その冷房のせいではなく、映画の展開でもって、黒沢清監督作品では久々にラストで「肌寒い」思いをしたけれども。

 「う~ん、やっぱり面白かったよね!」と、売店でパンフレットを買ってしまった。
 帰りは自宅駅からひと駅乗り越して、その駅近くのスーパーで買い物をして帰った。今日は15日の「5」の日で、全品5パーセント引きの日だったし、昼飯の弁当も買って帰ったのだった。
 実は朝に病院のことを調べていて、わたしが受けるのではないかと思われる「カテーテル治療」、最悪60万円ぐらいの費用がかかりそうだということも読んでいて、「こりゃあもう、今さらケチケチしていてもしょ~がないわ」という気もちにもなっていて、今は「多少の無駄遣い、やってやろうじゃないの!」という気もちではあるのだ。