ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-04-11(Thu)

 というわけで、今日は三ヶ月に一度の「国分寺詣」、「てんかん」のクリニックへ通院するのである。通院といっても今は処方される薬で「てんかん」の発作は抑えられているので、特に診察、治療などということをやるわけではなく、半年に一回の血液検査のほかは前回の検診日以降の変化だとか、つまり「問診」がメインになる。
 ただ「はい、その後異常はありません」と話して、薬を処方してもらうためだけに国分寺まで行くのは「不経済」かもしれないけれども、いちおう「てんかん」専門のクリニックとして定評のあるクリニックだし、そのあたりをしっかりと診察してくれる医師というのは近郊の病院にはいなかったりするし、もしもまた発作が起きたりしたとき、信頼度はまるで他の病院とは差がある。それにわたしには、三ヶ月に一度国分寺まで出かけるというのも、いい気分転換にもなっているだろう。

 予約時間は10時半で、ウチから国分寺までは2時間近くかかるので、朝ドラの「虎に翼」を見終えてから家を出る。
 駅への途中の神社の桜の木は、まさに今こそ「満開」という感じだった。小さな小さな神社だけれども、ウチの近辺ではこの神社の桜がいちばんみごとなのではないかと思う。

     

     

 駅に着くとけっこう人が多くってびっくりするが、まだまだ時間は9時前。「通勤ラッシュ」の時間なのだ。
 御茶ノ水まで出て中央線に乗り換えても、武蔵野線を使ってぐるりと埼玉県とかを回って西国分寺に出て、ひと駅だけ国分寺まで乗るのも、運賃もかかる時間もほとんど変わらない。でも御茶ノ水経由は電車も混みそうなので、たいていは武蔵野線経由で行く。武蔵野線に乗っている時間はちょうど1時間ぐらいなので、「そろそろ乗り換えだ」とかソワソワしないでも読書に没頭できるのもいい。この日も、読んでいる『リプリーをまねた少年』をたっぷり読み進めることができた。

 この日は前回の血液検査の結果が出ていたのを聞いたけれども、前回までちょっと基準値に足りなかった「赤血球数」「血色素量」「ヘマクリット値」も正常の範囲内におさまり、「クレアチニン」というヤツと「総蛋白」とがわずかに基準値に足りないだけになった。血液に関してはめっちゃ「健康」である(「血液検査」は内科クリニックでもやってるので、そっちでも「異常なし」。まあ「ダブル検査」やってるわけだけれども)。

 診察が終わり、薬も処方されて時間はだいたい12時ジャスト。「せっかく国分寺に来たのだから、桜の花でも探索しようかな」とも思ったけれども、特に国分寺駅周辺には「桜スポット」もないようで、まっすぐ帰ることにした。「国分寺に来た」という、証拠の写真を一枚撮っただけ。

     

 コンビニでペットボトルのカフェオレとカレーパンを買い、駅のホームのベンチで「昼食」のつもり。めっちゃ倹約の昼食だ。
 自宅駅に着いて1時半。これで内科クリニックの午後の診察は3時から始まり、実質2時半ぐらいにはクリニックへ行ってることができるので、「もういっそゆっくりと帰宅して、帰宅したらすぐに内科クリニックに行くことにしよう」ということにして、先日のように「ふるさと公園」に寄って帰ることにした。

 さて、この日の「ふるさと公園」訪問については、どうせ明日は外に出かけることもなく、日記に書くこともあまりないことになると予想されるので、明日書くことにしよう。

 それで「ふるさと公園」をのんびりと歩いて帰宅すると、もう2時半になっていた。内科クリニックに行くにもちょうどいいだろうと、ニェネントくんの夕食を早めに出してあげて、クリニックへと家を出た。
 午前中だと、9時の診察開始前にロビーには人がいっぱいなんだけれども、午後はそういうことはないのか、ほとんどロビーで診察を待っている人もいなかった。おかげで3時ちょっとすぎには診察(こちらも基本は「問診」だけみたいなものだが)も終わり、そのまま北のスーパーへ足を向けた。この日のスーパーでは、けっこう大きなブロッコリーが158円で売られていたのを買った。あと、賞味期限が迫っていて半額だった「冷やし中華」の生麺など。

 帰宅して、夕食に買って帰った「冷やし中華」をつくって食べ、あとは早めにベッドに行って、読んでいた『リプリーをまねた少年』を読んだ。残りは50ページぐらい。無事、予定通りにこの日に読了した。
 次はパトリシア・ハイスミスの書いたリプリー・シリーズのさいごの一作、『死者と踊るリプリー』を読むのだ。