ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-03(Sun)

 昨日の朝は、FМの「ウィークエンドサンシャイン」を聴いたのだった。この日はボブ・ディランの初来日公演(1978年)から、先月リリースされた『ボブ・ディラン コンプリート武道館』の特集だった。
 ディランの来日当時、武道館に行った人の意見では「正直、がっかりした」というものもあったし、わたしものちに一度アナログ盤でリリースされたときに一部聴いて、「良くないな」とは思ったものだった。それはその来日前にリリースされていたのが傑作『欲望』だったわけで、日本の聴衆は内心、その『欲望』のような音を期待していたのだろうと思う。
 しかしこの時期のディランは一種の「転換期」で、けっこうそれまでの音から変わっていった時代だったのではないかと思う。それでこの日この1978年のライヴを聴くと、つまり今になって聴くと「ディランの音ってこういう音でしょ」と納得してしまうところがあり、つまり今に連なる「ディラン現在の音」のスタート、と言ってしまってもいいと思うのだけれども、そういう音の中では「相当にいいのではないか」とは思った。この日の放送でも、ナヴィゲーターのピーター・バラカン氏も「傑作」とまで語っていたが。

 さて、昨日焦がしてしまったお鍋だけれども、昨夜「焦がした鍋の再生法」にしたがって水に重曹を入れて沸かし、ひと晩放置した。それで今朝はその鍋をスポンジたわしで洗ったのだが、いや~、この焦げ付きは相当のもので、とにかく鍋の底はダイコンの乗っていたところ以外はまっ黒になっていて、それがまたデコボコ。
 何回もたわしでこすってなんとかデコボコは取れたけれども、鍋底の黒白まだら模様は取れはしない。つい「使ってはいけない」と書かれていた金属たわしを使ってしまったが、鍋底に白い線が走るばかりで効果もなく「なるほど、これは使ってはいけなかったのだ」と納得した。
 もういちど重曹を入れて湯を沸かし、夕方にまたたわしを使ってみたが、もう焦げ付きは取れないのだった。
 これから鍋を使うときにその「焦げ付き」から変な味がしみ出したらイヤだが、けっきょくこれからも、この鍋をがまんして使うしかないだろう。

 今日も天気は良かったけれども、やはり朝夕は寒い感じだった。天気がいいから、ニェネントくんは昼間はリヴィングの窓際とか和室のキャットタワーの上で日なたぼっこをしている。

     

 昨日テレビで見た「障害馬術大会」というものがとっても興味深くも面白かったので、ぜひ実際の競技大会を見に行きたくなってしまい、そういう競技大会の日程とか調べてしまった。
 馬術には昨日見た「障害馬術」と、もうひとつ「馬場馬術」というのがあって、わたしとしては今はやっぱり「障害馬術」を見たいなあという感じだが、どうも「馬場馬術」も「障害馬術」も、競技大会は東京周辺ではなく、御殿場だとか山梨、栃木とかで開催されるようだ。それはなかなか行くのはむずかしいか。残念なり。

 今日は夕方から、三島由紀夫原作、市川崑監督、市川雷蔵主演の『炎上』を観たのだった。市川雷蔵はよかった。