ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-11-01(Wed)

 朝に目覚めてベッドを抜け出し、リヴィングに行くと、相当に寒かった。ちょっと暖かい長そでのTシャツを着てしのいだけれども、午後になるとそれでは暖かすぎることになり、いつもの半そでTシャツに着替えるのだった。
 今日からもう11月で、2023年も残り少なくなったという感じだけれども、天気予報では明日から2~3日は気温が上がり、(11月だというのに)気温25℃を超える「夏日」になるという予報だ。まだまだ「衣替え」もできないし、わたしは今も扇風機を出してある(10月の末にもときどき使ったのだ)。

 午後にベッドに横になって本を読もうと思って和室に行ってベッドに寝ると、それまで押し入れの上の段の中に引きこもっていたニェネントくんが、開けてあるふすまのすき間から顔を出して「もう寝るの?」ってな感じでわたしの様子をうかがう。その顔がとっても可愛かったので「写真を撮っておこう」としたら、カメラをかまえたときにはまた引っ込んでしまった。

     

 昨日は映画『リング』を観たのだけれども、そんな「近々配信停止になる作品」の中に黒沢清監督の『地獄の警備員』があったので、わたしはこの映画は去年観たばかりではあるけれども、だいたいは忘却の彼方に消えてしまってもいるので、午後からはこの『地獄の警備員』を観た。
 映画を観終えてテレビ放送に切り替えると、まさに同じ松重豊主演の『孤独のグルメ』が放映されていた。「それはいいね」と、そちらもしっかり観てしまった。

 そのあとはこの夜も「日本シリーズ」第4戦。オリックスが今日勝てば「王手」になってしまう。
 試合は阪神のリードにオリックスが追いつくという展開で、特にオリックスは終盤に毎回のようにチャンスがあってヤバい展開だった。得点経過のゲームとしては「熱戦」だけれども、見ているとどちらにもエラーやミスが多い試合だった。
 9回裏の阪神の攻撃、この回からオリックスはピッチャーが交代していたのだけれども、そのピッチャーの球筋が決まらずに1アウトから四球。次のバッターのときにワイルドピッチを2回やらかしてランナーは3塁へ進塁した。ここでオリックスは「満塁策」を取り、1アウト満塁から4番の大山がサヨナラヒットを放って、阪神が4-3で勝ったのだった。

 試合の後、あの「満塁策」の是非が話題にはなっていたけれども、わたしにはオリックスの継投の失敗だと思えた。
 8回の阪神の攻撃をオリックスのピッチャーは2三振とか取って無難に抑えていたのだけれども、9回表のオリックスの攻撃でそのピッチャーに打順が回ってきて、ランナーもいたものだから代打を出さざるを得なかった。それで9回裏のピッチャー交代になったのだが、「8回に投げていたピッチャーならば」とは思ってしまう。
 やはり昨日書いたように、「指名打者制」のないゲームでのピッチャー交代、ということがけっこう大きなポイントにはなっていたように思うのだった。

 先日、選挙運動でネット上に有料広告を掲載するという「選挙違反」を犯し、辞任した江東区長だけれども、その江東区長に「ネット広告をやってはどうか」と持ちかけたのが、今回の内閣改造で「法務副大臣」に就任していた柿沢未途氏だったということで、柿沢氏は法務副大臣の辞表を提出したという(議員辞職はしていない)。
 「法務副大臣」が公職選挙法違反になる行為を人にサジェストしていたということにはあきれるしかない。そのサジェストしたのは彼が法務副大臣に指名される前のことだっただろうが、彼は自分がよりによって法務副大臣に指名されたとき、「やばい!」とは思わなかったのだろうか。
 まあ「ばれないだろう」と思っていたのだろうが、「公職選挙法違反」の捜査というものは厳しいもので、かなり徹底した捜査が行われる。そのことを柿沢氏は知らなかったのか。
 「これはやばい」と少しでも思ったのならば、何か理由をつけて「法務副大臣」ということは辞退すればよかったものを。まあそういうこともできないだろうから、彼は自分の過去の愚かな行為を何倍にも大きくしてしまったわけだし、岸田総理が「任命責任」を問われるのは当然のことだと思う。