ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-10-09(Mon)

 朝起きてテレビをつけると「津波注意報」が出ていた。千葉県の太平洋側や、伊豆の島々などが対象。つい先日もやはり日本列島の南の太平洋で地震があり、「津波注意報」が出されたが、今日もやはり太平洋で地震があったのかと思ったら、そういうわけでもないみたいだ。そのうちに八丈島では津波で船が転覆したという報道もあった(テレビに映されたのはボートのような小さな船だったけれども)。40センチぐらいの津波だったというけれども、津波は通常の波とは異なるので、30~40センチの津波でも人は足を取られるのだという。
 「津波注意報」はお昼には解除されたけれども、午前中のテレビはこのニュースで持ちきりだった。それでけっきょく、津波の原因はよくわからなかったということらしい。

 今日はいちにち気温が低く、寒いぐらいだった。昨日から「寒くなる」という予報は出ていたけれども、けっきょくこの日の最高気温は東京で17℃。何と一気に「11月中旬」の気候になったのだ。外はずっと雨が降っているし、わたしは「月曜日だからふるさと公園へ歩こうか」とちょびっと思ったけれど、さすがに出かけるのはやめにした。
 しかし先週まではまだ30℃を超える「真夏日」があったというのに、一気に「晩秋」である。心地よい秋の日々はどこへ行ってしまったのだろうか(明日からは普通に「秋」っぽくなるらしいが)。

 しばらくベッドにあがって来なくってわたしに寂しい思いをさせたニェネントくんだが、今日は「寒くなったねえ!」ということなのか、夜になってベッドの上にやって来てくれた。

     

 10月の上旬もそろそろ終わり。日の過ぎ去るのはあまりに早い。今日は先月9月の家計簿、支出の計算をしてみた。先月は中古だけれどもノートパソコンを買ったから、そりゃあ普段の月よりも支出は大きくなったけれども、そういった特別な支出を除外すると、この3月以来の低い支出になった。特に倹約しようとしてのことではないし、なぜ支出が低かったのかはよくわからないけれども、これで意識して一層の「倹約」を目指せば、今までにないぐらいの支出に抑えられる可能性はあるなあ。
 あと、気になっていた8月の電気代もチェックしてみたが、あれだけエアコンをガンガン使って電気代もかかったことだろうと思っていたけれど、実のところ去年の8月とほとんど同じ額だった。考えてみれば、去年の8月は朝仕事に出るときに、お留守番のニェネントくんのために毎日エアコンをつけて家を出ていたのだった。そういうのではエアコンの稼働時間は去年も今年も同じぐらいだったわけだろう。さて、問題は9月の電気代だな。

 ネットを見ていると、自民党埼玉県議団が児童の虐待を防止するために、「埼玉県虐待禁止条例改正案」というのをブチ上げているのだが、その「あんまり」な内容が物議をかもしているようだ。
 つまり「児童を住居、車内などに残したまま親が外出すること、その他の放置をしてはならない」ということなのだが、その内容についてかなり具体的な設定がされている。それが「小学校1~3年生の子どもだけでの登下校、子どもだけで公園で遊ぶこと、子どもだけでおつかいに出かけることも違反となる」といい、住居に子供を放置しないように、子供を部屋に残したままゴミを捨てに出ても、この条例違反になる可能性があるという。しかもこういう「条例違反」を目にした人は、通報が義務付けられるのだという。
 ほとんど出来の悪い「ディストピア小説」みたいだし、まさに「トンでも埼玉」というところ。もちろん埼玉県では「反対」の大きな声が上がっているのだけれども、この改正案は13日に採決が行われるという。埼玉県議会は自民党過半数を持っているわけで、このまま成立する可能性があるのだ。

 「いったい誰がこ~んな条例を考えたのか?」と見ていくと、どうやら自民党県議団の団長、田村琢実という人物が深く絡んでいるようだ。それでこの人物、調べてみると、「新しい歴史教科書をつくる会」と強い関係を持つ「日本教育再生機構」の運営委員であり、あの「日本会議」の地方議員連盟副幹事長であったりもし、つまりは安倍晋三との結びつきが非常に強い人物のようであった(ネット上では「旧:統一教会」との結びつきも疑われている)。

 この問題はニュースやニュースショーでも取り上げられ、誰もが「反対」の声を上げ、オンラインの署名活動も始まっているようなので、おそらくはこのまま成立するとも考えにくいが(これでこの法案が成立でもしたら埼玉の次の選挙で自民党は大きなダメージをくらうだろう)、こ~んな「トンでも」条例を発案した人物らのことは、決して忘れないようにしなければならないだろう。