昼間のことだが、ニェネントは和室のわたしのベッドの上でゴロリと横になっていた。「おっ! 気もち良さそうに寝てますねえ~!」と近寄って、ニェネントのからだにさわったらば、おそらくはそういう気分でなかったのか、わたしのさわり方が良くなかったのか、頭を振ってわたしの手にかみついてきた。いつもの「甘噛み」とかいうのではなく、「マジ(本気)」の嚙み方であった。ニェネントは怒っていた。体重をかけて噛んでくるので、また「流血の惨事」になった。
こういうとき、わたしは「野生の」ニェネントの凶暴さを身をもって感じ取る。普段はわたしに付かず離れずして、けっきょくはわたしに甘えているのだが、別にわたしのことを「ご主人さま」と敬っているわけではなく、「わたしの生き方を妨害したら殺すわよ!」という気もちは持っているのだ。そんな中でわたしと「共生」しているのだと、あらためて感じさせられた「事件」だった。ニェネントとの暮らしはスリリング、なのだ(近所の動物病院の医師が「このネコは狂暴ですね」と言ったのは、間違ってはいないのだ)。
雪が降ったあと、外を歩くと「ハクセキレイ」の姿をよく見るように思う。特に雪の日にはウチのそばでも「ハクセキレイ」が2~3羽、路上でチョン、チョンと飛び交っていた。今日もそんなハクセキレイの姿を見た。ハクセキレイは雪が好きなのだろうか、とは思った。
夜は読んでいる『鳥の生活』を少し読んだ。今読んでいるのは「ヒナを育て上げる」という章で、まずは鳥たちがいかに多彩な「巣」をつくりあげているか、という話。
「そんなの、巣でもなんでもないじゃないか!」というエンペラーペンギンから、「これはもう立派な<建築物>だね」というのをつくるカマドドリまで、まさに「多彩」ではある。面白い。はたして、ハクセキレイはどんな巣をつくっているのだろうか?
今日はダラダラと過ごした(いつものことだが)。夕食に、去年の暮れにつくって「おいしい」と思った、「白菜とブロッコリーのクリーム煮」にまたトライした。白菜は一昨日買ってあるし、ブロッコリーと牛乳も昨日買った。前につくったことがあるから緊張感が失せていたのか、煮込むのに時間をかけすぎてしまってクタクタになってしまった。こういうのはどこか、シャキッとしたところがないといけない。残念ながら今回は「失敗」であろう。一日をダラダラと過ごした報いである。
いちおう、去年12月の支出決算を出してみた。去年は10月の支出がけっこう多かったのだけれども、それに近いぐらいの支出になっていた。自分としては「この12月は支出は減ったのではないか?」と思ってもいたので、ちょっと意外だった。まあ増えたのは食費関係が多く、それはそれで「健全」ではないのかと思うところもあり、特に収支として赤字になっているわけでもないので「まあいいだろう」という感じ。ただこれからの、この1月の支出と合わせては考えてみたいところはある。