ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-06-13(Tue)

 昨日、「ふるさと公園」への散歩からの帰りに駅前のスーパーに立ち寄ったらば、レジの前の「カブトムシ・クワガタ」の飼育容器の中の「ヘラクレスオオカブト」がいなくなっていた。レジの方に「いなくなりましたね」と聞いたら、実は1匹は売れて、次に来た2匹目は先日、残念ながら死んでしまったのだという。それでもうじき3匹目が来るだろうということだった。
 う~ん、やっぱり(あの値段でも)買う人もいるんだなあと、ちょっと驚いてしまったが。

 今は前に読んでいた『水族館の歴史』につづいて、同じ著者による『月 人との豊かなかかわりの歴史』を読んでいるのだけれども、この本もわたし好みでとっても面白い。「ひとつの主題に対してあまり専門的にならずに、歴史方面、科学方面などから雑学的なアプローチで攻めていく」という書き方がわたしには読んでいて楽しく、この著者の邦訳でもう一冊刊行されている『熊 人類との「共存」の歴史』という本もきっと面白いだろうと、先日(Amazonマーケットプレイスで安かったので)注文していたのがこの日届いた。「水族館」「月」「熊」と、まるで脈絡もなさそうな主題で書いている人だ。英語のWikipediaで検索してみると、このBernd Brunnerという方は邦訳のある3冊以外にも、「クリスマスツリーの歴史」だとか「バードマニアの鳥への並外れた情熱」などの楽しそうな本を書かれているようだ。これも邦訳が出るとうれしいが。また、ドイツ人ゆえに「アメリカへのドイツ人移民の歴史」などという著作もある。
 ちょっと気づいたのだが、『水族館の歴史』と『月 人との豊かなかかわりの歴史』の2冊は、著者名は「ベアント・ブルンナー」となっていたが(この2冊は同じ翻訳者)、この日届いた「熊」の本をよく見ると、著者名は「ベルント・ブルンナー」になっていた。同じ出版社だというのに、統一出来なかったのか(わたしは、「ベルント」の方が正しいようには思うが)。

     

 このところの朝ドラ「らんまん」がけっこう面白いというか、主人公の万太郎は「植物学」の雑誌を刊行するために石版印刷所に「見習い」で入所し、石版製版技術を学ぶのだった。わたしも石版(リトグラフ)という版画技術は知ってはいたが、「どのように版をつくり印刷するのか」ということはしっかりとは知らなかったので、勉強になった。
 しかし、石版というものが皆こうやって石灰石の版に直接描画するのだとしたら、ロートレックゴッホらも、そういうリトグラフ工房へ行って描画したのだろうか。ちょっと想像しにくいところではあるが。

 天気予報ではこの日も雨になるかも、みたいなことを言っていたが、午前中に北のスーパーへ買い物に歩いたときは空には青空も見え、帰り道では日も照り始めていた。やはり気温も上がり、午後からはエアコンをつけたりした。
 それでも午後には空は曇り始め、やはり予報通りに雨になるのかと思っていたが、テレビを見ているとじっさいに東京などでは雨が降ったようで、そのあと日本中で「雷注意報」が出された。その「雷注意報」が出ていなかったのは、関東ではこの千葉県と神奈川県ぐらいのもので、テレビでも「千葉と神奈川以外」と言った方が早いのではないか、などという人もいた。しばらくは、こういう不安定な天候がつづきそうだ。

 今日は北のスーパーでいつもの「バターロールパン」を買えたので、帰宅してからさっそく、ニェネントくんといっしょにその「バターロールパン」を食べたのだった。

 この日のヒッチコック映画は、『レベッカ』の次の『海外特派員』。本来のヒッチコックらしいサスペンスが戻って来ていて、ネットをみても『レベッカ』よりもこっちの方が好き、という人がけっこういた。わたしには『レベッカ』はやはり「ワンアンドオンリー」で、比べようもないという感じ。
 この日もまた、ヒッチコックのあとは『時効警察』。何となく、「シーズン1」よりも出演者がみんなはじけてる印象がある。新しい「時効課」のメンバーの小出早織が、常識人風でありながらもやはり変人で、いい感じである。

 今日は国会で、「LGBT理解増進法案」が成立してしまった。もちろん立憲民主党共産党は採決に賛成しなかっただろうが、一方で自民党の保守派もまた採決を欠席したり、採決のときに議会場の外に出てしまったりと、奇妙な事態であろう。保守派は相変わらず「トイレ」や「共同風呂」の問題でLGBTQ推進に反対しているのだが、本音はそ~んなところにはなく、単に「ホモフォビア」であったり、「旧:統一教会」の指針にそってのことだったりするのだろう。
 先日の「入管法」といい、毎日のようにトラブルが報道されている「マイナンバーカード」の件など、どうも今の政府がやろうとしていることは「不具合」ばかりというか、圧倒的に「審議不足」なのではないかと思えるのだが。