ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-09-07(Thu)

 その進路が気がかりな台風13号、この日の予報ではまた少し進路を西側に変えて、進路予想円の中心は伊豆半島あたりに上陸する感じ。関東地方を通過するのは明日8日の夜中になりそうだ。台風としての規模は大きくなく、風速25メートル以上の「暴風圏」もないのだけれども、だからって雨はいっぱい降るだろうから安心はできない。スマホの天気予報をみるとこのあたりは明日の午後から雨になるみたいで、「それなら午前中に買い物に行けるだろうか」とは考えるが。
 台風が近づいているせいか、この日はそこまでに暑くはならず、エアコンを使ったのも2時間ぐらいのことだった。あとで調べたら、この日のこのあたりの最高気温は29℃だったようだ。久々に30℃を下回ったのではないだろうか。
 下の写真は昨日の空だけれども。

     

 電気代が口座から引き落とされ、今回引き落とされたのは7月分だと思うのだが、意外なことに、去年の9月に引き落とされた電気代の方が千円ほど多かった。考えてみたら去年は仕事に出ていたから、出かける前にニェネントくんのためにエアコンをつけて出ていたわけで、今年よりもエアコン稼働率は上だったのだ。さて、来月はどのくらい引き落とされることか。

 先週キャットフードを送った「犬猫保護施設」から、お礼のハガキが届いた。「動物の殺処分ゼロをめざして、精一杯努力して参りますので、今後とも応援して下さいますようお願い致します」という文章の下に「新しい家族募集中!!」として、10歳の犬2匹と8歳の猫との写真が載っていた。そういう、ある程度高齢の犬猫も保護しているとわかり、その施設を選んで良かったと思うのだった。写真の猫がわたしの送ったキャットフードを食べていると想像すると、ちょっとほっこりとした(もう新しい家族のところへ行っているかもしれないけれども)。

 この日の午後のテレビは、NHKもほとんどの民放も皆「ジャニーズ事務所の記者会見」の中継をやるのだった。どの局も皆、今までジャニー喜多川の性犯罪を知りながら無視してきたという罪悪感からか、「ここでまた無視して中継しないようだととまずいだろう」と判断したのだろう。
 今となってはジャニー喜多川の性犯罪を否定する人などいないことだろうし、わたしとしては「まずは、ジャニーズ事務所が解散すべきだ」と思うだけだったので見る必要も感じなくて、午後はずっとテレビを消して読書するばかり。

 読んでいる『メイスン&ディクスン』をがんばって、今日と明日とで上巻を読み終えようと思っていたのだが、夜に読んでいてしっかり睡魔に襲われてしまい、8時ごろには寝てしまった。上巻の残りはあと180ページぐらい。

 「処理水放出」問題だが、国内で処理水放出を批判するのは中国の味方をする「反日行為」だとする声が大きくなっている。
 「処理水」のトリチウムは規制基準を下回れば危険ではないとし、放出反対派は「科学的視点」を取るべしという意見があるが、わたしが読んだ限りで、国内で「処理水放出反対」という人らは誰も情緒的に反対しているのではなく、誰もがそういう「科学的視点」のもとに語っている。
 この「科学的視点」というのがクセモノで、科学的視点から突き詰めて考えれば、今の科学では回答を出すことはできないという問題は多数ある。
 今回の「処理水放出」の件についても、ちょっと検索すればその危険性を科学的に説いたサイトにいくらでもぶっつかる。もしも処理水放出賛成の人たちが「科学的視点」を取れというなら、まずそれらのサイトの言質を「科学的視点」から否定すべきだろう。
 そもそも、政府や東電の決定に反対しようとする人らは「反日」ではないのかという論調には、「国の決定に逆らうな」という反動的な空気を感じる。

 昨日は右派の新聞などに「日本の魚を食べて中国に勝とう」などという「意見広告」が掲載されたらしいが、まるで戦時中のプロパガンダのパロディーのようで笑ってしまう。
 これはひとつには日本の水産業者の救済という意味もあるらしいが、水産業者で輸出がストップして困惑しているのはホタテ業者、そしてナマコ業者であり、いくら「魚」を食べたってほとんど意味のないこと。それで今は「ホタテ」を食べようとか言いだしてるようだ。「ナマコ」は日本の食卓に上げるにはあまりに高額で、こればかりは「ナマコを食べて中国に勝とう」などということにはならないだろう。ま、中国に輸出していたのは主に「干しナマコ」なわけで、輸出再開の日までせっせとナマコを干して保存し、そのあいだ日本政府が援助するしかないだろうか。

 この日は昼食も夕食も、昨日つくった「アイリッシュシチュー」ですませたが、この「アイリッシュシチュー」には、魚もホタテもナマコも入っていないのだった。