ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-06-05(Mon)

 金曜日の大雨のあと晴天がつづき、予報では今日も気温が30度ぐらいまで上昇するようなことを言っていた。わたしは月曜日なので「ふるさと公園」へ散歩に行く。
 「ふるさと公園」周辺は大雨のとき「避難勧告」も出たくらいだったわけで、けっこう増水していたことだろうと思うが、大雨から3日経ち、今はどんな状態だろうか?

 公園に入ると、入り口に近い池ではカメたちが何匹も、そろって「甲羅干し」をしていた。

     

     

 このカメは多分「アカミミガメ」だろうと思うが、この「アカミミガメ」と「アメリカザリガニ」は、この6月1日から「条件付特定外来生物」に指定され、これ以降飼っていた個体を野外に放したり逃がしたりすることは、法律で禁止されることになり、以後この種を売買することは禁止され、それまで家庭で飼っていたものを野外に放出することも禁止される。いま現在家庭で飼っている個体は、継続して飼い続けて良い。いや、飼い続けなければならない。「アカミミガメ」の寿命は40年あるというので、いちど飼い始めた個体が天寿を全うするまで飼い続けるというのは、人が子供の頃に飼い始めた「アカミミガメ」は、以後その飼い主が中年を越えるまで飼い続けなければならないのだ。どうしても飼育を続けることが困難になったときは出来る限り飼えるという人に譲渡するのが望ましいということだけれども、それが出来ないときにはやむをえず「安楽死」させることは許されているようだ(どうも、飼っている人はみ~んな、その個体を殺してしまいそうな気がするけれども)。
 これは勘違いしている人がいて、これらの動物を野外で見つけたら駆除して良いということではない。今すでに野外にいるものについて、殺していいわけではないのだ(これは「動物愛護法」の問題である)。しばらく前にネットで読んだ記事で、小学生たちが沼地とかで「アメリカザリガニ」を見つけると「コイツは悪いヤツなのだ!」と、即その場で殺してしまうのだという。こういうことは歪んだ知識からの行為だ。学校や家庭で正しい対処法を教えるべきだろう。

 公園内の水量はいつもとほとんど変わりはなかったけれども、池の周囲の遊歩道には泥がこびり付き、たくさんの枯れ草が歩道の上に重なっていた。つまりやはり、遊歩道の上まで冠水していたのだろう。

     

 コブハクチョウの3羽の家族は、前のときと同じように3羽並んで池を泳いでいた。少しずつ子どもも成長して来ている。そのうちに、「ふるさと公園」でその姿を見られることもなくなってしまうだろう。

     

   

 公園からの帰り道「野良ネコ通り」を歩いたけれども、この日はネコたちの姿は見られなかった。でも、ユリの花が満開なのを見ることが出来た。

     

 今日はヒッチコック監督の1935年の作品『三十九夜』を観た。昨日観た作品にちょっとガッカリしたので「どうだろう?」と不安もあったけれども、しっかりと楽しめる作品だった。
 ヒッチコックのあとは『時効警察』第3話を観る。これからしばらくはまずヒッチコックを観て、そのあと『時効警察』を観るというのが日課になるのだ。