ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-28(Wed)

 この夜もまた、文学者に関する夢を見てしまった。今回の夢はボードレールの夢で、ボードレール本人も登場した。夢の中でボードレールは「わたしは若い素晴らしい詩人を発見した! 彼は今夜のある時間にわたしに電話をかけてくることになっているから、皆もその電話を聞いてほしい」と語るのだが、基本的にこの夜の夢でわたしが記憶しているのはこれだけ。しかし、これだけの夢でもいくつかの疑問がある(自分のみた夢に疑問を持ってもしょうがないのだが)。
 まず、その「ボードレールが発見した詩人」とは誰か、ということだけれども、時代的に考えてそりゃあアルチュール・ランボーではないかと思ってしまうのだが、ランボーの誕生年は1854年、そしてボードレールが没したのは1867年で、ちょっと無理がある。いくらランボーが「早熟の天才」だったとはいえ、Wikipediaによると、ランボーが文学を志すようになるのはランボー15歳、1870年からのことで、それはボードレール没後のことである。
 もうひとつ、「電話」という問題があるのだが、「電信電話機」というもののアイディア自体は19世紀中ごろからあったものの、グラハム・ベルが「電話機」の特許を得るのは1875年のことで、これまたボードレールの生前には間に合わなかった。
 もしもボードレールがあと20年も長く存命していたならば、このわたしの夢もけっこう「リアル」なものになったのではないか、とは思うのだが。

 ニェネントくんは順調に回復しているようで、この日も、出してあげた食事はぜ~んぶ食べてくれた。手術から8日が過ぎて、もう「抜糸」まであと一週間。もうじゃまくさいだろう「エリザベスカラー」は外してあげてもいいように思うが(そのあたりを病院に聞き忘れてしまった)、まだまだ大事をとって、あと一週間我慢してもらおうかと思う。

     

 午前中に東のスーパーへ買い物に行き、ニェネントくん用に「サーモンの切り身」を買った。店内にはもう「お正月用品」がいっぱい並んでいたのだけれども、わたしは「お正月」というと「酢だこ」が食べたい。大好物なので、誘惑に負けて買ってしまった。
 スーパーからの帰り道、空にはきれいに段々になった「すじ雲」が見えたので、写真を撮っておいた。

     

 今日は午後からテレビで、「徹子の部屋」のゲストがタモリなので見ようと思っていたのだが、見るのをすっかり忘れてしまった。
 夕食に「酢だこ」を食べたのだが、う~ん、以前買った酢だこはもっともっと美味だったようには思うのだが。