ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-27(Tue)

 夜にまた夢をみて、これが先日みたカフカの夢のような、「作家」のことに関する夢だった。今日の「作家」はサミュエル・ベケットで、夢のテーマは彼の著作に関してのディスカッションというか、そのディスカッションに参加する人はまずは彼の著作を買うのである(おそらくは彼の代表小節『モロイ』ではなかったかと思う)。その限定販売の書籍の中には一冊ごとに「コード」が書き込まれていて、ディスカッションに参加るときにそのコードを提示すると、けっこうな金額がペイバックされるのだ(そういうのに参加すると参加料を支払うのとは逆だ)。そうするとそのディスカッション会場で、他の参加者が書いたその作家に関する「考察」というか、A4紙一枚に手書きされたメモのようなものを渡され、それがそれからのディスカッションへの「導入」になるのだ。
 わたしもそのディスカッション会場へ行き、その「他者の書いたメモ」を渡されるのだが、斜めにくねくねとした文字で書かれた文章はめっちゃ読みづらい。すると、わたしの座ったテーブルの前にいた人物が「それはわたしが書いたものだよ」などと言うのである。それでその人物の顔を見ると、わたしの古い知り合いのM氏なのではあった。
 その後の展開は記憶にないが、まあいかにも「ベケット」らしいディスカッションではないだろうか、などとは思うのだった。

 ニェネントくんは日ごとに元気を取り戻しつつあるようで、食欲も戻って来た。今日は午前中に出してあげた「カリカリ」を、時間はかけたけれども午前中には全部食べてくれた。
 夕食には昨日すっかり食べてくれた「おさかな生活」と「わがまま猫」というウェットタイプの食事に、以前に毎回夕食の定番だった「ネコ缶」をまぜて、ブレンドして出してあげてみた。出してあげてすぐは半分ぐらいしか食べてくれず、「やっぱりダメなのかなあ」とは思ったのだったけれども、そのあと少しずつ食べつづけてくれて、夜にわたしが寝ようという時間には、すっかりぜ~んぶ食べてくれた。うれしいことではある。

     

 ニェネントくんがせっかく元気になってくれたというのに、何だかニェネントくんの「遊び道具」というものがないよな、などと考え、Amazonで「ぐるぐるタワー」というのかな、自分で遊べるおもちゃを注文した。
 今までニェネントくんに「おもちゃ」などというものをほとんど買ってあげずにいて、ちょっと申し訳ないなと思っている。それでもけっこう以前に「蹴りぐるみ」のエビを買ってあったのだけれども、リヴィングに転がしてあるとときどき、思い出したように抱き上げて蹴っ飛ばしたりはしている。

     

 さて、今度の「おもちゃ」は、楽しんでくれるだろうか? こういうヤツ。

       

 わたしの夕食は今日もまた「お好み焼き」で、自分でも「どんだけ好きなんやねん!」とは思う。