ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-02-22(Tue)

 この日は2022年2月22日ということで、「2」が6つ並んだ日になった。もともと2月22日というのは毎年、「222=ニャンニャンニャン」というので「猫の日」となっているのだが、今年は特上級の「猫の日」だと、テレビでもネットでも騒いでいる。まあ「最特上」の猫の日は、200年後の2222年2月22日ではあろうし、これは一万年とか二万年に一回のこと。さらにすごいのは2万年後の22222年2月22日になるが、その頃には人類は滅亡し、じっさいに猫が地球を支配しているかもしれない。

 まあ2月22日を「ニャンニャンニャン」と読んで「猫の日」とするのはこの日本だけのことで、海外では猫の鳴き声を「ニャン」とは言わない。英語だと「meow」だし、たいていのヨーロッパも共通して「miau」みたいな感じで、中国でも「miao」。

 耳をそばだててニェネントの鳴き声を聴いてみても、やっぱり何となくm音から始まるようには思うのだが、日本では鎌倉時代には「ねうねう」とあらわすことが定着し、これは何だか文学的表現ではないかと思う。これが江戸時代になって「にゃ~にゃ~」になったらしい。うん、浮世絵の外文字などで、木彫りの文字で「にゃ~にゃ~」と表記するのは似合ってる気もする。

 そういう猫の日なので、わたしもニェネントを祝ってあげたいと思い、仕事の帰りにひと駅乗り越して海鮮類のおいしいスーパーへ行き、「サーモンの刺身」と「かつおのたたき」とを買って帰った。まあ半分はニェネントくん、残り半分はわたしがいただくつもりではあったが。

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 さてこの日はまた生活上の問題が発生した。去年の5月に、「燃えないゴミ」の収集日にわたしが出したゴミを収集してくれないことがつづき、これはなぜかというと、「燃えないゴミ」収集日にはその日の朝に「空き缶類」「透明なビン」「茶色のビン」「その他のビン」などの大きな袋がゴミ収集所に配布され、燃えないゴミを出す人はその袋の中に入れて出さなければならないことになっているのだが、その分別用の「袋」が収集所に配布されるのは朝の5時頃のことで、わたしが家を出るときにはその「分別用の袋」はない。それで自前のゴミ袋に入れて収集所に出すと、収集してくれなくなったのだ(それ以前は収集してくれた)。
 これでは早朝に仕事のために家を出るわたしは、永久に「燃えないゴミ」を収集っしてもらえないではないかと、市の「クリーンセンター」に申し入れた。
 その結果「クリーンセンター」側では、「燃えないゴミ」収集日には収集のあとも1時半ぐらいまで「分別用の袋」を置いておくので、その袋を個人的に自室にでも取り置いて、ゴミの日にそれを使ってくれないか、ということになった。
 なんだかその対処法は「わたし個人」に対しての対処で、わたしの負担も大きいし(「燃えないゴミ」収集日には1時半までに帰宅しなければならない、とか)、「それでいいのだろうか」とは思いはしたが、それから最近まではそういうやり方で何とか進行していた。
 ところが前回の「燃えないゴミ」収集日に、約束されていた「分別用の袋」を残しておくということが反故にされ、1時前に帰宅してみると「分別用袋」など残されていなかったのだ。
 どうしようもないので、「燃えないゴミ」収集日のこの朝は自前のポリ袋でビンや空き缶などを出したのだが、案の定帰宅してみると収集してもらえていなかった。

 もともとわたしの負担の上で成り立っていた、わたしだけのための「収集法」だったわけだろうが、その約束をした市の「クローンセンター」の方で約束を破ってきたわけだ。腹立たしいこと尋常なものではない。もう「クリーンセンター」をあてにすることも出来ないので、市役所の窓口に問題を持ち込もうと思っている。場合によってはしかるべきところに正式に訴え、「告訴」ということにしてもいい。市議会議員に相談するということも出来るだろう。

 しかし、ではこの市内で「燃えないゴミ」の収集日にわたしのように「分別用袋」が配布される前に家を出なければならない人は他にまったく存在しないのか、もしもわたし以外にそういう人がいるとして(当然いると思う)、そういう人はこの問題をどのように対処しているのかという問題もあるのだが、今は長くなるので詳細は書かないが、わたしの住まい以外の「ゴミ収集所」では別の方法を取っているようだ。その証拠写真も撮ってある。「なぜ、わたしの住まいのゴミ収集所で、そのような他の収集所でやっている方策を取らないのか?」という根本的な疑問もあるわけだ。
 この問題は、解決しなければわたしの部屋はいずれ「ゴミ屋敷」になってしまうわけだから、しっかりと解決しないわけにはおけない。

 けっこう不快な思いをし、平常心を保てないのだが、午後からは「GYAO!」の無料配信映画でワン・ビン監督の唯一の「ドキュメンタリーではない」劇映画、『無言歌』を観た。この映画を「Amazon Prime Video」とかで観ようとすると、「レンタル」扱いにされてしまうのだ。

 観終わったあと、かんたんに夕食をとり、まだ気持ちが収まらないので映画をもう一本、「Amazon Prime Video」でジム・ジャームッシュ監督のゾンビ映画、『デッド・ドント・ダイ』を観て、そのあとに(まだ心中おだやかではないが)寝るのだった。