ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-06-02(Wed)

 前は電線にとまっているスズメをよく撮影してみたけれども、やはりバックが明るいのでスズメが逆光で黒くなり、いい写真にならない。それでこの頃は地面に降りて食べものをついばむスズメを見かけるとカメラを向けている。スズメもほとんどじっとしていないから、フレームにとらえたと思ってもすぐにフレームの外に出てしまったり、飛んで行ってしまったりするし、シャッターを押してみるとみごとにピンボケだったりする。
 今朝も勤め先の近くの道路沿いの芝生にスズメがいたのでカメラを向けてみたが、ちょっとピンボケとはいえ、今までのスズメの写真ではいちばんうまく撮れたようにも思う。

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 ありふれた被写体で、どこででも見かける鳥だから、これからも見かけたらカメラを向けてみたい。

 「鳥」といえば、今日のニュースで、まさにこのわたしの住まいのあたりで、南アフリカに棲むという「ミナミジサイチョウ」という鳥が何度も何度も目撃されているという。実は去年からこのあたりで目撃情報があったということで、どうやらこの地の屋外で越年したらしい。

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 おそらくはこのあたりで個人が飼っていたものが逃げ出したとか、飼い主が飼いきれなくなって捨てたか、そういうことだろう。羽根を拡げると2メートルにもなるというし(まあ、コブハクチョウだってそのくらいになるだろうが)、見た感じがマックス・エルンストの描いた「怪鳥ロプロプ」を思わせられるところもある。
 目撃情報をよく読むと、そこまでにウチに近いわけでもないもっと北の方、ウチから数キロ離れた利根川沿いのあたりに出没するらしいから、まあ「外を歩いていたら突然、目の前に<ミナミジサイチョウ>がいた!」などということにはなりそうもない。しかしこのあたりは「野次馬根性」で、「一度その姿を見てみたいものだ」などとは思うのだった。
 コブハクチョウ家族を追ったりスズメを追ったり、はたまたミナミジサイチョウに出会いたいと思ったり、頭の中ではさまざまな鳥たちが飛び交っている。

 すっごく久しぶりに、7月の初めに観に行きたいダンス公演があり、「チャンスがあればチケットを買いたいな」と思っていたのが、実はとうにチケットは発売されていて完売したらしかった。ところが今日になって追加チケットが発売されるのだという知らせを読み、ついにチケットを予約してしまった。そういう舞台公演に行くのは、2年前の10月以来のことになるな。
 以前だったらそんな公演のあと、出演者らおおぜいでの「打ち上げ」に参加したり、そうでなくっても会場で会った知り合いと「ちょっと」と飲みに行ったりしたものだが、もう今ではそんなことは地球ではない遠い惑星の話だ。なんだか、今読んでいる『ブリーディング・エッジ』の、9.11以後のニューヨークみたいだ。

 その『ブリーディング・エッジ』もついに「9.11」になってしまい、世界の急展開を身近なものとして読み、あらためてあの2001年9月11日のことを思い出したり、ネットでそのあたりのことを検索して読んだりもした。
 『ブリーディング・エッジ』ではそのあたり、「陰謀論」というアプローチもあるし、とにかく小説のしょっぱなから「コイツがあやしい」というのはず~~~っと継続して「どうよ?」という描写にはなっているわけだけれども、はたしてどのような結末になるのだろうか?(わたしは、『競売ナンバー49の叫び』みたいに終わるような予感があるが)

 さてさて、どうしても開催してしまいそうな<東京オリパラ>だけれども、「学校の事業として児童を観戦させる」であるとか、「代々木公園でのパブリックビューイングへ向けての工事」などへの批判は高まるばかりなのだが、東京都(=小池都知事)は予定されていたパブリックビューイングは中止し、そのかわりにその地を「ワクチン接種会場」にするのだとしたようだ。
 これも多くの人がパブリックビューイングに反対の声をあげた結果ではあるだろうが、しかし今、何でもかんでも「ワクチン接種」にしてしまえばいいのだ、というような施政者の一面での「無能」ぶりには、やはりあきれるしかない。
 その「無能」の代表格のスカ首相は、昨日の国会の委員会で<東京オリパラ>開催に関して、「国民の命と健康を守るのは私の責務だ。五輪を優先させることはない」と強調したという。おそらくは彼は背中で人差し指と中指をクロスさせながらこんなことくっちゃべったのだと思うが、前任の安倍元総理の「呼吸するようにウソをつく」というトークから学習しているのだろうか。しかしこの発言の場合、まさにわたしたちの「命と健康」に関わることではあり、「またウソいってら~」ではすまないのである。
 もしも彼が本気で「オリパラより国民の命」と考えて今の<東京オリパラ>開催へと猪突猛進しているのなら、これは深刻な障害を抱えていらっしゃるのではないのかと思うしかない。そんな人間に支配されるのはゴメン、だな。どうやったら辞めてもらえるのだろうか?