ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-10-03(Sat)

 午前中、よく晴れていたので洗濯をした。洗濯物を干そうと窓を開けたら、空には黒い雲が拡がってきているところだった。このあと雲が空をすっかりおおってしまって、明るい陽の光はもう射してこないのだった。「一日晴れがつづく」という天気予報は、また外れた。

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 ニェネントがずっと和室にこもりっきりで、なかなかリヴィングに出てこないので「どうしたのだろう」と和室に行くと、ニェネントの姿が見つからない。押し入れの中とか見てみてもいない。「どこよ」と思ったら、クローゼットの上の古いペットキャリーの中、なつかしいニェネントの「シェルター」に避難しているのだった。しばらくこのシェルターにこもってしまうこともなかったので、いったいどんな心境の変化だろうかと思う。もう暑くなくなったので「ここがちょうどいい」という気分になったのか。

 わたしもニェネントのそばにいようと思って、和室のベッドに横になって本を読んでいたらあんのじょう眠ってしまい、目が覚めたら昼をすぎていた。インスタントの焼きそばでかんたんな昼食にして、またベッドで本を読み始めたらまた眠ってしまった。それで次に目覚めたらもう4時をすぎていた。なんだか、いちにちじゅう寝てしまった感覚だ。

 テレビをつけたらすぐに、「トランプ大統領がCOVID-19に感染した」との速報があった。「もうすぐ大統領選挙」というときに、えらいことである。まだ情報がないけれども、とりあえず隔離されて病院に送られたらしい。当人はいたって元気だという報道もあるけれども、さすがに「フン! オレなんかCOVID-19も平気だもんね!」とはできないだろう。
 しかし、あれだけ「COVID-19恐れるに足りず」とばかり、どこへ行くにもマスクなしの無警戒であれば、やはりこういうことになるのだ。アメリカの人たちはこのことをどう受け止めるのだろうか。そして、大統領選挙はどうなってしまうのだろうか。このままトランプがしばらく復帰できないとなれば、副大統領のペンス氏が「大統領代理」になることだろうが、そうすると大統領選挙は「バイデンvs.ペンス」ということになるのだろうか。

 一方日本では、COVID-19のワクチンを2021年前半までに国民全員分確保し、その接種費用は無料にするという。そもそもがワクチンはまだ未完成だというのに、このスピードは何だろう? 無料にするのだったらPCR検査の方であり、国民全員の検査というか、なんとか希望者には全員PCR検査ができるようにすべきではないかと思う。だいたい今も毎日「今日の新しい感染者数」がニュースになっていて、東京都では「今日は100人にならなかった」とか「今日は200人を超えてしまった」とか報道されるのだけれども、そもそものPRC検査の数が何千単位でしかないのだから、「実際の感染者数はどれだけあることか」とは誰もが思っていることである。
 また、このような新型のウィルスへのワクチンとは一朝一夕に完成するものではなく、完成後の「副作用」の検査も含め、何年もの歳月がかかるということだ。ニュースでは、「ワクチンによる健康被害の救済制度の整備についても、必要性が提案された」という。どうもこのニュースをつづけて読むと、「もう、ワクチンが出来たみたいだったら、さっさと(2021年前半までに=これはいまだにどうしても<東京オリンピックパラリンピック>を開催したいからだろうか)国民全員に接種してもらうのだ。無料なんだから文句言うな。そのあとに副作用が出たりしたら、それから考えよう」ということだろうか?
 まさか「国民全員、強制的にワクチン接種」というようなことにはならないだろうが(いや、今の菅政権では何をやらかすかわからない)、もちろんわたしは、そんな「安全性」の確認されていないワクチンなど、接種はぜったいに拒否をする。