いい天気だった。ようやく秋になったかと言いたいところだが、ちょっとだけ気温が高かった。
仕事からの帰り道、駅から自宅への「野良ネコ通り」での駐車場の奥に、前にいちど出会ったネコがいたのに出会った。堂々として殿様のような風采ではないか。
跨線橋のところから見えた雲。秋の雲というのではないが、空にほんわりと浮かんだパンのようで、見ていて気分が良くなるような雲だ。
頭の真上は太陽に雲がかかっていて、２週間前の暑いときもこんな雲だったと思う。
今日は損保会社からの書類を勤め先に書いてもらうのに、勤め先への伝達の手紙を書いていてけっこう時間を取られてしまった。あまり本も読めず、なんだか「空白の一日」。でも、読んでいるナボコフの『プニン』は明日にも読み終えたい。『カメラ・オブスクーラ』も読み始めているけれども、次はまた『ロリータ』を読もうかと思う。夜に少しずつ読んでいる『ナボコフ＝ウィルソン往復書簡集』を含めて、ナボコフ三昧な今日この頃だ。
