ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-08-05(Wed)

 昨日は「燃えないゴミ」の収集日だったので、買い替えた古いフライパンを捨てた。けっこう長く使ったフライパンだったので、捨てるときにちょっとしんみりするかななどと思ったのだけれども、全然そんなこともなく「ポイ!」という感じだった。前に長く使った炊飯器を捨てたときには、けっこう悲しい気分になったことがあり、自分にはアミニズム意識があるのだろうかと思ったりしたのだが、そういうわけでもなさそうだ。

 それで昨日、自分の部屋のドアを出たときに、ちょっと先の道路を茶色いネコが歩いているのが見えた。わたしが道路に出たときにはもうその姿は見えなくなっていたけれども、あのネコはしばらく前にみた、首輪をつけたネコにちがいない。「迷いネコ」だと思ったのだけれども、まだこのあたりを彷徨していたのか。それとも、このあたりの家で飼っている「外飼いネコ」なのだろうか。どちらにせよ、そのうちにまた会えるかもしれない。

 今朝は駅への道、途中の公園が見えてきたときに、遠目にその公園へネコが入っていくのが見えた。白っぽいネコだったが、もっとはっきり姿をみようと急ぎ足で公園のところへ行ったが、もうネコの姿はあたりのどこにも見えなかった。
 最近ウチのあたりでネコの姿を見ることもほとんどなくなったけれども、まるっきりネコがいなくなったわけでもないだろう。

 道を駅の方に歩くと、朝空に丸い月を見ることができた。満月だ。今は満月のたびに「なんとかムーン」とか名まえをつけるのが好きなようだが、この月にもきっと何か名まえがついているのだろう。

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 さて今日は、大阪の吉村府知事がテレビで「イソジンのうがいでCOVID-19感染数が減る」とのたまったらしく、それで各地のドラッグストアなどでイソジンを買う客が殺到、どこもイソジン売り切れということになっているらしい。「バカバカしい」とはこのことで、あきれてしまうのだが、「いや、イソジンでうがいしておけばPCR検査で<陽性>にはならないということではないか?」などとの擁護(?)も出ているが、そういう非科学的、非医学的なことを言う方も言う方だし、それを聞いてすぐにイソジンを買いに行く連中にはつける薬もないだろう。まさに「蒙昧日本真っ最中」というところだろうか。
 と思っていたら、夜にはNHK政治部の連中が「フェイスガードをつけての飲み会」をやらかしたという写真がアップされた。「フェイスガード、無敵!」と思ったのか知らないが、こんだけ狭い場所で肩をくっつけ合って同じ鍋をつっつくなんて、NHKでも普段から「避けよう」と言っている「3密」状態ではないのか。おまけにこうやって外部に漏れてしまうような「記念写真」を撮ったり、その神経がわからない。この写真はあまりに強烈なので、ここにもアップしてしまう。

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 NHK政治部もこんな感覚で生きてるのだから、それはまともな政治報道を期待できるわけがない。ここでもまさに「蒙昧日本まっしぐら!」という感じだ。

 夕方からは「GYAO!」で、リリアーナ・カヴァーニ監督の『愛の嵐』を久々に観た。今、本はサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を読んでいるけれども、これはすこぶる面白い。わたしも「数学者」とか目指してみてもよかったのにな、などと思ったりする。