Stay Home４日目。朝の体温は36.2度。今日はそれこそ一歩も外に出なかったが、気分は快調。血圧もちょっと高めだが正常範囲内。健康だと思う。もうまったく手術あとの痛みもない。しかしあんまり屋内に引きこもっていると運動不足になるので、明日は近所を散歩するとかしてみたい。
COVID-19の東京での感染者は日ごとに増加しているが、「感染経路のわからない」という感染者が増えているという。それは「通勤電車」の中とかで感染しているのではないかと思う。「緊急事態宣言」などといっても、まだ今も電車を動かしていて、通勤する人であふれた電車が走っているのは、「感染拡大」を止める気はないのではないかと思ってしまう。どこが「緊急事態」なのだろうか。まだまだ感染者は増加して行くことだろう。
退院～帰宅して、娘といっしょに散らかり放題だった部屋を片付けたのだけれども、まだ片付け切れていないし、そもそもが室内のレイアウト自体が良くないと考えていたのを、ようやく昨日から「やるぞ！」という気分になり、いろいろと整理をはじめた。整理だけではなく、いらないものを徹底的に処分する「断捨離」もやる。
まずは衣料の整理をしたのだが、しかしまあ同じような服をいっぱい持っていたことよ。これは以前茨城にいたときに近所に大きな古着屋があって、そこで激安で買えたので（たいていは２００円、高いものでも５００円で買えたし、けっこうブランド品、輸入物のいいデザインのものも多かった）、まあほとんどタダみたいなものなわけで、行くたびに自分の気に入ったものを買っていた。当時はわたしの衣料はほぼすべてこの古着屋で買ったものばかりだったな。するとまあ自分の趣味というのは決まっているわけで、おんなじような服ばかり買ってしまうことになったのだ。あのですね、主に「黒いＴシャツ」が多い。「いったい何枚持ってるんだよ!」って感じ。
とにかくは「これはもう着ないよね」とか「穴が開いてるじゃん」というものなどを選り分けた。たんすの引き出し一つでは入りきらない量の廃棄服が出た。古繊維類は「資源」。ちょうど来週の火曜日が収集日なのでちょうどいい。
次は書籍を整理して、和室に置いてあった本棚をリヴィングに移動する。そしてリヴィングにあったたんす（引き出し４つで、そんなに大きいわけではない）を和室に移動する。これは大規模な作業なのでニェネントはびっくりしてしまい、またクローゼットの上のシェルターに避難、引きこもってしまった。
書籍の整理は難関で、ちゃっちゃっと捨てる気にはならない。それにこっちに転居して来てからも、いつの間にかかなりの本を買い込んでしまっていて、本棚に入りきらない。まあ整理していて「こうしてみよう」とのアイディアは湧いてきたけれども、今日は疲れたのでそれは「明日の課題」ということにしよう。そして、それなりの量があるＤＶＤ、「これどうしようか？」というＣＤの山がある。これも残った本と同様に「明日の課題」にしよう。
ニェネントの食事の時間にもなったし、「今日はここまでにしよう」ということにした。シェルターに避難していたニェネントに「ニェネントく～ん、ごはんだよ！」と声をかけると、ニェネントは「ごはん」ということばがわかるので、すぐに跳び下りてくる。
ごはんを出して上げ、「今日はおどろかせてゴメンね」と、食後におやつを出してあげた。
わたしの今日の昼食は、賞味期限の迫ったベーコンを始末することもあって、「スパゲッティ・ペペロンチーノ」をつくった。ペペロンチーノは基本パスタとオリーブオイル、にんにく片と唐辛子だけでもできる。わたしはベーコンを入れたのが好き。材料が何もなくてもつくれるので、別名「絶望のパスタ(Spaghetti alla disperata)」とも呼ばれ、今の世の中にピッタリなのだが、わたしは全然絶望などしていない。そして、COVID-19の災厄に襲われているイタリアにエールを!!! 材料費は、６０円ぐらいかな？
ついでに昨日の夕食。「肉野菜炒め」をちゃっちゃっとつくったのだが、出来上がりを写真に撮ったら実にインスタ映えしない絵になった（不味くはなかったが）。それで、つくる前の材料をそろえた段階の写真を（肉が少ない!）。こっちの材料費は４０円ぐらいじゃないだろうか。
今日の夕食は、豆腐を買ってあったので「麻婆豆腐」。ほぼ出来合いの献立なので、写真を撮るようなものではない。まだ豆腐は半分残っているので、傷まないうちにまた「麻婆豆腐」になるだろう。
寝るときは、昨日まででパトリシア・ハイスミスの『妻を殺したかった男』を読み終えたので、今夜からはやはりハイスミスの『生者たちのゲーム』を読み始める。読み始めると、例によってすぐにニェネントがやって来て、あんまり読めはしなかった。
