ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-11-08(Fri)

 今日は金曜日。仕事のあと、中村橋の練馬区立美術館へ行き、『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展を観た。これは去年の夏に八王子の美術館でいちど観た展覧会だが、日本中を巡回してめぐりめぐって、また東京に戻って来たのだ。

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 この練馬区立美術館はしばらく前に『坂本繁二郎展』を観に来たところ。美術館の前が公園というか広場になっていて、いろいろな動物たちの立体が並んでいる。この日は天気もよくって暖かく、つまり「小春日和」だったので、お母さんとかが小さな子どもたちを連れてきている姿がいっぱい見られた。

 この美術館は展示を1階と2階に分けたりしてるし、けっこう空間的に余裕がある。今はどんな美術展も展示作品の撮影は禁止だという代わりに、外に「ここで撮影してね!」という撮影コーナーが設置されている。このゴーリー展では、「うろんな客と写真を撮ろう!」というコーナーがあって笑えた。ふふふ。「うろんな客」というのは、エドワード・ゴーリーのデビュー作のタイトルなのだね。

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 展示を観ると、まあわたしの記憶力というのがアレなものだから、たいていは初めて観るような感覚で、やはりまた観に来て良かったと思った。ショップで彼の作品ではいちばん気に入った『ウェスト・ウィング』の本を購入した。すばらしい内容だ。

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 観終わって時計は2時ちょっと過ぎ。こんな時間だけれども、ゴーリーの魅力には持って行かれたし、「ちょっと一杯やりたいね~」という感じになった。さすがにまだ居酒屋連は開店していないので、駅前にあったおなじみの「日高屋」に入り、瓶ビールにイカ揚げ、そして餃子3個というコースで860円。安いのだ。ナイスな金曜日ではあった。